銀座ともしび探偵社(新潮文庫nex)

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花春@haru-tuge2026年4月17日読み終わったこの作者さんずっと気になってたのだけど、やっと読めたー! 「大正の銀座で、失われゆく『不思議』をランプで集める探偵社」という舞台設定がもう素敵だったなあ。 探偵…ではなくない…?という肩透かし感はどうしてもあったのだけど(作中でもそれは指摘されてる)、ふつうに大正ロマンファンタジーとして面白かった。 各キャラクターの関係性の薄さ…「不思議が見える人間同士という連帯感はあるものの、基本的には同じ職場の同僚でしかない」距離感もリアルでよかったなー。 ただ、だからこそ、他キャラクターに対して失礼な見方をしているところが散見されて、モニャ…となる部分も多かったかも。現実的に考えれば、職場の同僚に対してそこまでの理解は必要ないのだけど……でも、創作だし、もっとちゃんとわかりあって欲しいというか、少なくとも「まあ自分には見えてない事情もあるのだろうな」程度の礼節は持って!的な…。いやこれ高望みというか実際にそう描かれてたら人間としてできすぎてて不自然な人物像になってたかもしれない!難しいな! キャラクターひとりひとりの個性や、ともしび探偵社に対する思い入れとか探偵社との繋がりとかはとてもよかったので、各キャラクターの掘り下げをもっと見たかったなあ。