古書店アゼリアの死体

古書店アゼリアの死体
古書店アゼリアの死体
若竹七海
光文社
2000年7月1日
2件の記録
  • きらた
    きらた
    @kirata
    2026年6月25日
    葉崎市シリーズは“シリーズ順を気にせず読んでいた気がするな”と、今更ながらに気付いたので、順番を意識して再読してみようかな?の巻です 抜けがあったらその都度購入の気持ちで!(抜けあるかの確認は読みながらです) 「バカヤロー!!」 失業し、泊まったホテルで火災に遭遇し、ストレスとショックで脱毛症になった挙句、怪しげな新興宗教に入信を迫られ、逃げたら左足を捻挫するとの、相次ぐ不幸に見舞われた真琴が海に向かって叫んでいると、足元に男性の遺体が流れ着いた 海岸に打ち上げられた遺体は葉崎市の有力者の息子である可能性が高い為、捜査は慎重にならざるを得ない かくして真琴は市内に逗留することになり、市内を散策中に見かけた〈古書アゼリア〉と言う店に入ったところ、店主の紅子に気に入られ、紅子の入院中の店番を頼まれる事に 仕事も住まいも無くした真琴はこれ幸いと店番を引き受けたのだが── 若竹七海のコージーミステリではあるのだけど、私のイメージするコージーミステリとはちょっと違う感じ 度重なる真琴の不幸は悲劇を通り越して喜劇的だし、キャラたちの内面の声等も読み手にとってはフフッと笑えたりもする 複数の関係者のワチャワチャ感もかなりコミカルな雰囲気になっているのだけど、ちらりと覗く怪しい(不穏な?)空気 コージーミステリと言われればそうなのだろうけど、事件の幕が閉じ、その後に書かれる読者だけが知る(!?)結末は黒いって言う、お後がよろしくなれない気持ちが、若竹七海作品だなぁと納得してしまう仕様 葉崎市シリーズ1作目『ヴィラ・マグノリアの殺人』でも、同シリーズの『クール・キャンデー』でもそうだったな、と思い出したので葉崎市シリーズではそういうオチを書きがちなのか? 『みんなのふこう』は違った気がしますけど‥ ピリッとしたスパイスがややきつい印象ではありますが、本作ではロマンス小説に関する蘊蓄も織り込まれているので、そちらのジャンルにも興味があれば、“読書をしながら他の本も読みたくなる”体験が出来るかも知れません
  • きらた
    きらた
    @kirata
    2026年6月24日
    今日からはこちらを再読しております😊
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