

きらた
@kirata
過去の読了記録も(2023年2月から)こそこそ追加中
稀に過去もの追加分がタイムラインに浮上する事もあります、ご容赦頂けたら幸い
過去もの、2025年01月まで完了 ٩(*'ᗜ' * )ง
昭和〜平成中期頃のミステリ(探偵小説)に心地良さを感じる気がする読書民 ₍₍ (̨̡⸝⸝´꒳`⸝⸝)̧̢ ₎₎
流行りモノ?知らんがな←
幻想的な謎が現実に解体される様にうっとりします
日常の謎系ミステリのほっこり余韻も好きです
ちょいビターは好物ですがイヤミスはアカンです (。>ㅅ<。)՞՞
ひとごろしでやいのやいのいってるほんばかりよんでるひと |qд°`)))ダヨ
- 2026年5月13日
- 2026年5月12日
ぐるぐる、和菓子太田忠司読み終わった〈太田忠司と言えばミステリ作家〉とのイメージがあったのですが、本作は爽やかな温もりを感じる青春物語でした 少し変わった考え方でありながらも、菓子作りに真摯に向き合う涼太は、有名な理系大を卒業して製菓専門学校に入学した 製菓専門学校に入学するのは殆どが高校卒業後なので、涼太の同級生は全て年下であり、この製菓専門学校の生徒の男女比は2対8なので、周囲は女生徒ばかり そんな環境で、涼太が年下の女生徒達と相互に影響を与え合いながら成長していく素敵な作品 と、書くと主人公は涼太だけの様に思えますが、実はそうでもなく 製菓専門学校で涼太と同じ班に所属する女生徒·寿莉とのW主人公で構成されてる話だと思いました 変わった思考をしてると評される涼太 しかし穏やかで真摯なポジティブ思考の持ち主である 寿莉は自らをコミュ障と捉え、家族に対してすら自然に振る舞えない自分に劣等感を抱えて生きている 5つの章(と、プロローグ·エピローグ)で紡がれる話の多くは、涼太からプラスの影響を与えられた女生徒達の行動とその結果みたいな内容だと思う 涼太が菓子職人を目指すきっかけを綴った1章こそ涼太を核に話が動くのだが、製菓専門学校に入った2章からは、涼太の(主人公としての?)気配が薄まり、同じ班になった女生徒達の行動に焦点が向く感じ 勿論涼太から始まったこの物語は、最後に涼太の抱えていたある出来事を解決‥‥区切りをつける?ので、涼太が主人公で間違いはないのですが 大学を卒業した男より、高校卒業後の女の子達の方が活気に満ちてキラキラしていて、いきもの(言い方)としての力(魅力?エネルギー?)が強いよね、と納得しつつ微笑ましく見守りながら読み進める感じとでも言うのか 一般的には、主人公が夢に向かって苦労し乗り越えてとの筋書きになるのだろうけど、本作の主人公である涼太は、多少の躓きはあるけども揺るぎなく進んで行き、懊悩する様な場面は見当たらない 青春譚(成長物語)にある苦悩や内面の変化などは、涼太ではなく周囲の女生徒たち(主に寿莉)の事として描かれるのだ 涼太の言葉や存在が彼女たちを後押しして、皆がみんな前向きに、奇跡はないけど努力と熱意の積み重ねを続けていく 後はちょっぴり恋と友情のスパイスもふりかけて って感じの、夢に向かって悩みながら進む人達の成長譚 あれ?涼太、主人公ポジじゃなくね? ‥と、感じはしますが、最終的には涼太にあった問題の解決編で締められます や、でもやっぱり寿莉がラストも掻っ攫ってるかもな!?(*´ヮ`) ‥(コホン) 兎も角 心洗われるようで、優しく元気になれる話 やっぱりこういう話は、読むと心清らかになれた気がして良いものですなぁ( ⌯'֊'⌯)♡ 続編?みたいなのも出たそうなので、文庫化待ってます←アッ - 2026年5月11日
- 2026年5月10日
読み終わったかつて読んだ再読西澤保彦を読もうの巻、です(˶ᐢωᐢ˶) かなり久し振りの再読となる『人格転移の殺人』 特殊設定ミステリものの傑作として有名な作品のひとつですね 舞台はアメリカ 偶々その店にいた人達を襲った悲劇 大地震に巻き込まれ、彼らは店内にあるシェルターと思われていた場所に逃げ込むが、それは人が制御しきれない機密扱いの実験装置だった その装置は、入った人間の人格をある法則で入れ替えてしまい、1度入れ替わってしまうと一定期間毎に入れ替わり続け、元の人格と身体に固定させる(元に戻す)術がないのだと言う 機密保持のため、彼らは地震で死んだものとされ、隔離施設に軟禁される事になった そんな中、起きた殺人事件 誰の人格が誰の体で、そして何故殺したのか? ここに居る彼らは地震の日、初めて会った者ばかりなのに── タイトル通りに〈人格転移〉が起きる中での殺人事件です 読者が予想するより多い回数の転移が行われます それは、身体の名前と人格(中身)の名前を覚える間もなくコロコロと ‥あーもう、ややこしい!ジタ⁽⁽꜀(:3꜂ ꜆)꜄⁾⁾バタ 主人公こそ日本人(日本名)ですが、舞台がアメリカなのでほぼ皆外国名 しかも、先にも書いた通り、中身(人格)が頻繁に変わるので、脳内ぐるぐるパニックで戸惑いの連続 不慣れな脳トレをやり続けてるかのような疲労を感じる作品なのですが、でも‥‥面白いんですよねぇ(感服の息を吐く) 何でこんな設定を思いつけるのか いや、なんでこの設定でミステリを組み上げようと考えたのか 西澤保彦って凄いなぁと改めて感じました ややこしいけど面白い、おすすめ作品です 割と綺麗に犯人も動機も忘れてた自分の記憶力にびっくりだよ ややこしいけど面白かったなー、凄かったなーって記憶しかなかった〜!_(:3 」∠)_ - 2026年5月9日
- 2026年5月8日
もっと!にゃん! 鈴江三万石江戸屋敷見聞帳あさのあつこ読み終わった時代小説猫鈴江三万石の江戸屋敷を舞台に繰り広げられる抱腹絶倒?時代小説第2弾 鈴江藩の藩主の奥方はちょっと不思議な猫族、奥方様の腰元や上臈もちょっと不思議な猫族 そんな鈴江の江戸屋敷に、大店から奉公に出ている“人族”の娘·お糸 彼女は奥方様達が猫族であるのを知って尚、その人柄に好感を覚え、精一杯仕えている 対外的には猫族である事を隠しながら平和に過ごしていた矢先、屋敷に不穏な噂が舞い込んできた 広義に目を付けられたとか、藩の乗っ取りを画策されているとかいないとか、隣の藩の横入が鈴江の江戸屋敷に間者を忍び込ませたとか 元凶は横入にあり!? 横入の江戸屋敷で働き手の募集がある事を知った彼女らは、様々なこと考慮した結果、お糸を送り込もうとするのだが── な が い ! ゴメン (。>ㅅ<。)՞՞ 前作『にゃん!』に続く2作目である本作 前作の途中(半ば程?)から出演した“だでぃ”が地の文すら侵食する勢いでギャグ、駄洒落‥コメディタッチにギアMAX!で私にとっては読み疲れを起こしてくれたのですが、続く本作は初っ端から全開 地の文までもがお巫山戯過ぎて非常にしんどい 常時笑いのスイッチが入った状態は私には合わないのだなぁと思いながら読みました 話自体はほんわかとまとめ上げられていて心地良かろうと思うのですが、畳み掛けられるかのように襲い掛かる駄洒落などが精神的にキツかった‥! だでぃの長(おさ)らしい姿を垣間見れたのは良かったのですけど 前作では敵だった艶耶子も、何となくポジション変更が決まってサブレギュラー的な位置になりそうな気配を感じましたけど 地の文も巻き込んだお巫山戯風のノリを読み進めるのは、駄目と言うか肌に合わない 話やキャラ自体は寧ろ好きなので、笑いの緩急を付けて、全体としては落ち着いた文体にして頂けたら、好きなシリーズとして挙げたくなるのですけどね 根底(ストーリー)は真面目なんだけど、終始くだらない親父ギャグ(個人的感覚です)やら、お巫山戯で彩られている(過剰装飾的である)作品なので、そう言う雰囲気が嫌いじゃなければ楽しめると思います お笑い好きな人ならイケるノリなのかな? - 2026年5月6日
堕天使拷問刑飛鳥部勝則読み終わった主人公のタクマは中学1年生、どうやら美男子の模様 両親の死後1人となったタクマを引き取ったのは縁遠かった母の実家 タクマは、離婚して実家に戻っている母の妹の養子となり、祖母も含めた3人で暮らし始める 田舎過ぎるその土地に戸惑いながらも馴染もうとするタクマだったが── タクマが引き取られる前に、密室で怪死した祖父 その数年前には、祖父と町長選を争っていた一族の女性3人の斬首事件も起きていた 魔術崇拝者と噂されていた祖父 ツキモノハギと言う独特の因習が残る土地 タクマが引き取られた家は、ツキモノハギを務める一族であり、現在の巫女は叔母であり義母でもある玲 古き因習のある土地に悪魔崇拝の影も入り込み、和洋のオカルトが絶妙に入り混じる 町民も参加する悍ましい儀式 逆さのバベルの塔 様々な要素が混ざり合う作品だが、途中でふと我に返ってこう思う ──私はいったい何を読まされているのだろうか? しかし本から放たれる熱量に吸い寄せられるように読み進めてしまうのだ そんな感じで、表紙やタイトルからイメージする印象ど真ん中の書(物理的には鈍器系) ボーイミーツガールに、古い土地の因習や悪魔崇拝、過去と現在の殺人事件に、バイオレンスや微エロなど 厨二の妄想大爆発とも思える内容で、次から次へと繰り出される要素に、〈あ、これ破綻して終わる話じゃね?〉と感じるも、妄想や夢オチへの逃避を選ばず、きちんと(!?)着地させた事に驚きを隠せない しかしこれ、ミステリじゃないと思う 青春モダンホラーとでも言うべきか 2000年前後の伝奇ホラー18禁ノベルゲームの雰囲気に通じる感じと言えば、それなりの世代の方には分かると思う←アッ 当惑も戸惑いも可笑しみもトンデモナサもすべてまるっと飲み込んで、読後感はほんのりビター 厚さの割には中高生好みの内容かな? ‥いや、今の若い子よりは、その頃に黒歴史を持っていた人達向けの内容、かも知れない?( ノ ꇴ ˋ͈) 兎も角、はじめての飛鳥部勝則、堪能させていただきました!٩(*´꒳`*)۶ - 2026年5月5日
- 2026年5月4日
新装版 匣の中の失楽竹本健治ちょっと開いたかつて読んだ新装版のこちらを買い直してだいぶ経ちますが、まだ再読出来てない悔しさ 本日漸くペラリと序盤を読みはじめましたが、別の本に逃げるかも 今は少し軽く読める作品を欲してる気がするー - 2026年5月2日
鯖猫長屋ふしぎ草紙(十一)田牧大和読み終わった好きなシリーズ時代小説猫「飲むと肌が白くなる水」という怪しげな儲け話に、恩人·お延が嵌ってるから助けて欲しいと、拾楽に助けを求めた貫八 おてるは反対するが、様子を見て大事になりそうだったら掛井に任せる事を条件に、拾楽が首を突っ込む事を承諾する 翌朝に行動を開始した拾楽は、サバを連れて、何故か合流した英徳をも伴い、お延の住まいに向かうが、その手前で掛井に行く手を阻まれたのだった 長屋の皆の人情も絡めた、謎解き人情話のシリーズ第11作目 貫八が持ち込んできたトラブルを解決する、ある意味いつも通りの流れのような話だが、おてるさんが反対する立場だったり、サバとさくらの仲違いがあったりと、拾楽に対する心配心を描いているのがいつもとは違う点か みんな拾楽大好きだよね! 流石の天然人たらし←アッ さて 猫の先生がずっと悩んでいる場所を医者の先生はさっくりと乗り越えて‥気持ちを切り替えて?いるのが面白いな、と改めて感じた今回 しかし漸く今回で猫の先生も迷いを断ち切ったのだろうか? と、なると、大団円も近くなったのかな?と考えてしまいますが、まだまだ楽しませてくれるはず!と信じて次作を待ってます - 2026年5月1日
フォックスの死劇白根ゆたんぽ,霞流一読み終わった「ハモノハラ」という謎の言葉を残して死んだ監督 その監督の墓の卒塔婆が、近所のカラオケボックスの屋上に突き立てられていた!? 監督の妻から依頼を受け、紅門は調査を始めるが、事件は映画業界を舞台にしたバラバラ見立て連続殺人に発展する 奇妙な事件と奇人だらけの登場人物を相手に、全ての謎は解けるのか!? 探偵である紅門もかなり変なやつだぞ! \\ パンツをレンチン // これを笑えるかどうかで、この話と合うか合わないかを判断出来るかも? こう言った、戯けたような茶化したような?文章が、会話にも心の中にも頻繁に出て来ます 勿論事件現場でも関係ないぞ!不謹慎だな!?(*´ヮ`) B級のノリだなぁなんて個人的には感じるのですが、最初から最後まで徹底してるので、それを踏まえれば1級なのかも(????) ‥えーと バカミスの有名作品と聞き、こわごわと読んでみましたが、お巫山戯ムードは確かに強いものの、謎解きの筋はしっかりとしていてミステリの骨格を持った良い作品でした あれ?バカミスってこんな感じだったっけ? バカミスと言われる某作とか某作(この作者さんではない)をウン十年前に読んだ時は大層憤慨したんだが‥ 兎も角←? 霞流一作品は楽しめると感じたので、気になる作品があったら手を出すかも知れませんね 多少胃もたれ(比喩)しそうな気配も感じましたけど ミステリには真摯だけども、それ以外はおちゃらけが犇めいてるって作品だと思いました 昭和〜平成初期っぽいノリに思えたので今の時代だとコンプラが!となるかも〜 - 2026年4月30日
フォックスの死劇白根ゆたんぽ,霞流一読み始めたバカミスとして有名なこちら 未読本の山にずっと埋もれておりましたが、遂に掘り出しました(読む気になりましたの意) 今日から読み始めてます p📕q・ω・。) ⁾⁾ - 2026年4月30日
- 2026年4月29日
心のなかの冷たい何か若竹七海読み終わったたぶん再読2部構成の作品 旅先で知り合い行動を共にした個性の強い性格の彼女、一ノ瀬妙子 連絡先は交換したが、旅から帰って以降連絡を取りはしなかった なのに── 夜中、突然連絡を寄越した妙子はクリスマスイブを2人で過ごそうと持ち掛けてきた 約束をした形となった私だったが、友人からイブのパーティの話を聞くまでその約束を忘れていた そして私は妙子に電話を掛けたのだが、電話口に出た女は妙子は自殺未遂をして入院したと言い電話を切った 「あれに、友人などいるはずがない」 切られた電話を呆然と眺めた私 しかし家に帰ると更に当惑する事が待っていた 郵便受けに入れられた分厚い封筒 差出人として書かれた名前は一ノ瀬妙子 中身はワープロで書かれた〈手記〉だった ──いったい彼女の周囲で何が起きていたのか? 手記を元に〈彼女に何が起きたのか〉を探るミステリ‥かな? 作者の仕込んだトリックにまんまと引っ掛かってアー!?となりましたが、これ以上内容には触れられない事を許して欲しい バレに触れずに書く自信がないんだ‥ _:(´ཀ`」 ∠): デビュー作の『ぼくのミステリな日常』が、今読み返しても“うわぁ、好きー!”って感じなのですが、その続編にあたる作品が『心のなかの冷たい何か』 “続編があったなんて聞いてないよ〜”と思い、なんとか入手出来たので読んでみましたが、部分部分で記憶を突かれるこの感覚‥再読の可能性!? とか言いながら、見事に騙されてましたが、そこは覚えてなかったんだな、私← あんまり好みには合わない話でしたので、本を手放す序に読んだ記憶も風化させたのかも知れません 昔読んでも覚えてない本って割とたっぷりありますよね?←アー‥ 続編として読むと、雰囲気が変わり過ぎて“思ってたのと違う”となり、印象が悪くなってしまった作品なのではないかと思います(多分過去の私がソレ) 前作『ぼくのミステリな日常』で所々覗かせていたほんのりとしたユーモアは本作からは消え去り、タイトルの通りに(?)シンとした冷たさが纏わりついている感覚 葉村晶シリーズの卵的な雰囲気を感じられる作品だと思いました(葉村晶シリーズはあまり知らないけど/苦手なので) んー‥私が幾つか読んだ葉村晶シリーズ作品よりも本作の方が怜悧と言うか、血の通ってない雰囲気を感じました わがままと言うか身勝手と言うか ちょっと詳しく書こうとするとネタバレに触れそうなのでアレですが、陰鬱な気持ちになりました 救いなんてなかった そう言うのを狙った作品だと思うので、作者の意図通りで「お見事!!」なのですが 私はシリーズ作の続編として、報われる若竹七海(作者ではなく作品の主人公)を読めるんじゃないかと期待していたんですよね なので、裏切られた‥って感じでした(ノд・。) 特に前作を読んでいなくとも問題はないと思うので、単発の話として読んでも大丈夫だと思います 葉村晶シリーズが好きなら良いのかな? イヤミスとはまた違うのですが、割り切れない嫌な感情を押し付けられて陰鬱な読後感を抱く内容だと思いました あ、あと! 時代が時代なので、あっちでもこっちでも喫煙表現出まくってます バブリーな時代の残滓も感じます そこら辺が苦手な方はご注意下さい - 2026年4月28日
名探偵じゃなくても小西マサテル読み終わった居酒屋で議論をしていた楓たち3人に声をかけてきた男性·我妻は、楓の祖父の教え子だった 楓と我妻が持ち込む謎を、介護が必要な祖父が解く、シリーズ第2弾 全5章にスピンオフ掌編も収録されている 収録された掌編は「猫は銀河の中を飛ぶ」 『猫で窒息したい人に贈る25のショートミステリー』に収録されていた作品のようです 認知症がテーマになってる作品は結構しんどいわけでして‥との個人的な感情で、もにゃりもにゃりと渦巻く内心は御座いますが、読んでいると、日々を大切に生きていきたいなぁとの感情も浮かんで来る作品 穏やかな日常の裏で着々とその時へと傾いていく流れを感じるのが苦しく、少しでも長く温かな日々が続きますようにと願わずにはいられない ‥‥うむ、ミステリの感想じゃないな!?( × ×꒦꒷ ) 本命がいるのに(決めているのに)どっちつかずの態度を取り続けるのが誠意に欠けてて嫌だなとか、県警の仕事が杜撰?過ぎるんじゃないかとか、突っ込みたくなる(!?)箇所はあるのですが、伏線を重ねて丁寧に回収するさま等、ミステリ面では好ましい面が多い良作 .。oO ‥本命がどちらになるかも話の核のひとつだと思うので、最後近くになるまではっきりさせないのは意図としては理解出来るけど、彼らの気配りや献身を見ると(読むと)、楓の曖昧な態度は酷いなと感じるんですよね 私だけですかねぇ?(´ー`A;) ネタバレ踏み抜かないように気を付けながら次作の文庫化を待ってます - 2026年4月27日
名探偵じゃなくても小西マサテル読み始めた収録作メモ今日からこちらを読みますよ〜!📘٩(*'ᗜ' * )ง 章毎に一旦の区切りがあるので連作短編の風味も感じる長編(シリーズ2作目) 文庫版にはスピンオフ掌編が特別収録されている 第一章「サンタクロースを見た男」 第二章「死を操る男」 第三章「泣いていた男」 第四章「消えた男、現れた男」 終章「時間旅行をした男」 掌編「猫は銀河の中を飛ぶ」 - 2026年4月26日
バスジャック三崎亜記読み終わった収録作メモバスジャックが娯楽と認知され、様式美を備えるようになった世界 その世界で起きたバスジャックに居合わせた彼らは── 表題作を含めた全7篇が収録された、不思議で奇妙な味わいを感じる話ばかりの短編集 収録作 「二階扉をつけてください」 「しあわせな光」 「二人の記憶」 「バスジャック」 「雨降る夜に」 「動物園」 「送りの夏」 先に短編集と書きましたが、「動物園」「送りの夏」の2つは中編に近い長さで、「しあわせな光」「雨降る夜に」の2つは掌編だと思います 幻想ミステリみたいな話を探していたらAI(検索)からおすすめされた1冊 ミステリ言うても謎解き方面ではないミステリ 世にも奇妙な〜系かな? しかし怖さはあまり強くなく、不条理さやブラックユーモア等の要素が強め 中には温かさを感じる話もあり、作品集としてのバランスは良さげ(個人的な肌感覚です) 個人的には表題作より「二階扉〜」の方が世界のズレを感じて、もぞもぞする感覚に包まれて楽しいと言うか面白いと言うか‥読書したぜ感(なんですかそれ)がありました 「二階扉」のオチは笑えませんが←アー‥ それで言うと「二人の記憶」も気持ち悪さが漂っていてもぞもぞするけど、こちらの話は咀嚼しきれなかったなぁ(´•ω•`) 掌編系2作はふんわりとしたほのぼの感が良かったし、「動物園」「送りの夏」は読み応えがあって楽しかった! 文体も読みやすいので、怖さが控えめな何処か不思議な話を読みたい方にはオススメかも知れません たまにはこういう話も楽しいですね(*´艸`*) - 2026年4月25日
君を守ろうとする猫の話夏川草介読み終わった猫勇気と、本への敬愛と、世界への憂いが綴られた〈本と猫〉シリーズ2作目 中学2年の幸崎ナナミが今回の主人公 重い喘息を抱えた彼女にとって本はだいじな友達のような存在だった その日もひとり図書館で過ごしていたナナミは、図書館から本が消えている事に気付く 懇意の老司書に告げるも、取り合ってもらえない そして別の日、夕方の図書館でナナミはスーツ姿の男を見掛けて後を追った ナナミは何度か見掛けるその男を疑っていたのだ しかしナナミは男の姿を見失った 代わりに、見慣れた筈の通路の奥が青白い光に包まれているのを目撃した 「やめたまえ」 足を向けたナナミの背に声を掛けたのは翡翠色の瞳をした猫 危険だとの猫の忠告に耳を傾けたナナミだったが、その先に本を持ち出した相手がいると知り、ナナミは光の中に足を進めた ──消えた本を取り戻すために 前作から数年後、別の人物を主人公として始まった2作目は、前作と同じく“猫”と共に冒険を繰り広げるファンタジーのような作品 サポート役とは少々異なるだろうが、成長した前作主人公も出演しているので、前作を読んだ読者はしみじみしたりニヤニヤしたり出来ると思う しかし前作を知らずとも問題はない ジャンル的にはファンタジーとなるのだろうか 文庫との形態は、手に取りやすくありがたいのだが、前作・今作と読むに従って、本シリーズは児童書系のしっかりとした版型で出される本なのではないかとの思いが強まってきた 児童書の中には何年も読まれ続ける作品がある 本作もそう言う作品と並べても良いのではなかろうか? 日本にも良いYA小説がありますぜ! と、思いましたが、YAの定義ってなんだろう? 私的には“ティーンが主人公で、主人公の成長を描き、尚且つ読み手の心を豊かにする作品”って感じなのですが‥(ざっくり過ぎる) 違うのかな? 今作は読み手への問いかけが現代の暗い部分を照らし出しているようで‥なんか、うん、抉ってきたなぁ、痛いなぁって感じ どこで踏み外してしまったのか、今後どうすれば良いのか 哲学者が解説をしてるのが腑に落ちる気がしました 私たちは考え続けなければならない、この本に書かれた事を噛み締めながら - 2026年4月24日
君を守ろうとする猫の話夏川草介読み始めた昨夜からこちらを読み始めています (ૢ˃ꌂ˂⁎) 子供の頃、図書館で借りた児童書(ファンタジー?)を読んでいた時のドキドキや大事なことを言ってる感覚に包まれたのを思い出すような話かなぁと 前作がそうだったな、と、思い返しながら、今作も本の世界に浸りに行ってきます(๑•᎑•๑)ゞ - 2026年4月23日
雲上都市の大冒険山口芳宏読み終わった雲上の楽園と呼ばれる鉱山の奥にある、秘密の地下牢に幽閉された男は、20年後に復讐すると宣言した ──そして20年目の昭和27年 閉じられた牢の中から男の姿は消え、鉱山のオーナーが遺体で発見された 古き時代の冒険活劇ありの探偵小説風とでも言えば良いのか 乱歩の少年探偵団系の香りを感じた作品 人の良い弁護士を主人公に、各々癖の強い探偵が2人、愛らしいヒロイン(?)に気の良い炭鉱街の人々、ちょっと五月蠅い警察官(笑) 背景等の暗さに比べ、印象はからりと軽やか 主人公のロマンスににこにこしながら読んでいたら、主人公同様絶望に突き落とされるとの事もありましたが! ほんとこれだけは許さんぞ、作者 なんでそんな悲劇を織り込んだんや 。゚゚(*´□`*。)°゚。 さておき←エッ!? タイプの違う2人の探偵(隻腕の真野原と眉目秀麗の荒城)は面白いのだけど、運用方法(言い方)は“そうなっちゃうよなぁ”との気持ち でも、どちらか片方を下げる形を取らない構成は素敵 序盤の列車内での真野原のわらしべ長者っぷりが楽しいが、終わりに近づくにつれ、真野原の裏の顔(言い方)が現れて来るのも楽しかった しかし何気に荒城さん的な探偵タイプは珍しいのでは? 眉目秀麗で爽やかな性格の頭脳派‥に見せかけた実は肉体派←? 今作では荒城の魅力を発揮しきれてないと感じたので、次作以降を楽しみにしたいと思います 真野原の方が動きやすいキャラなのでしょうけどね〜(雰囲気で語る) 先程、“背景等の暗さ”と書きましたが、ぶっちゃけ陰惨です また、メイントリックとなる脱獄方法は破天荒過ぎて変な声が出たり、人によっては苦笑いが浮かぶかも知れません 想像しちゃうと壮絶過ぎて具合が悪くなりそうです しかしそれがあっても、軽やかな明るさを感じるのは、探偵役をはじめとした登場人物の性格や文体による所が大きいと思います こう言う雰囲気の作品は懐かしいな〜!と思いながら楽しめました 既に入手困難な作品なので探すのが大変そうですが、続編も入手出来たら良いなぁと思ってます
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