小説の諸相

小説の諸相
小説の諸相
E・M・フォースター
中野康司
中央公論新社
2024年8月20日
8件の記録
  • 木村久佳
    木村久佳
    @kuCCakimura
    2025年6月20日
  • 8.パターンとリズム、9.結び 「すなわち、ひろがりという美です。小説家がめざさなくてはならないのは小説のひろがりであり、断じて小説の完成ではありません。完成ではなく解放です。交響曲の演奏が終わると、われわれは、それを構成している音や旋律が解放されるのを感じます。そしてそれらの音や旋律が、交響曲全体のリズムの中でそれぞれの自由を楽しんでいるように感じます。小説もそんなふうになれないものでしょうか」(p.274)
  • 木村久佳
    木村久佳
    @kuCCakimura
    2025年6月16日
  • 6.幻想、7.予言(p.239)まで 「予言者は思索はしないのです。予言者は歌うのです」 予言的小説の歌声を聴くためには、読者は謙虚に、そしてユーモアのセンスをいったん忘れなくてはならない… ↑今ちょうどドストエフスキーを読んでるので頭の隅に置いておきたい
  • 5.プロット(p.170)まで
  • 3.登場人物(p.106)まで 小説の登場人物は「秘められた心の生活」が見えるところが現実の人間とは違う、と
  • 巻末にある「訳者解題」を先に読んですっかり読んだような気になってしまった! けれどこれからです。
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