考える技術・書く技術

考える技術・書く技術
考える技術・書く技術
板坂元
講談社
1992年12月1日
1件の記録
  • 私たちは毎日経験していることを、型として捉えることを怠けている。書く・読む・話す・聞くの全てにおいて型を把握することが重要である、という主旨の本。無関係に見えることの間の関係性を調べてみよう、まずは身の回りのものにあだ名をつけてみよう、というようなHOW TO本的な書き方をしている。 英語は最初に主語・述語の重要な部分がくるから、ヒアリングする際に文の切れ目と文の始まりに注目するのが良い。逆に外国人に日本語を喋る時は文の最後をゆっくり言うと伝わりやすい。という話は納得感がある。その他にも、「ある人が同じ抽象の水準でいつまでも話していてると、われわれはそれを退屈に感じる」という抽象度のリズムによって文章を読ませるという話も興味深い。
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