ishiguro_reads
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- 2025年10月8日本屋さんの仕事 太陽レクチャー・ブック005 (太陽レクチャー・ブック 5)中山亜弓,北尾トロ,堀部篤史,安岡洋一,幅允孝,林香公子,永江朗,江口宏志2004年に行われた池袋コミュニティカレッジでのレクチャーシリーズの書籍化。書店に詳しいフリーライターや大型書店、ユトレヒト、洋書古本専門店などの書店員に2-3人ずつ対談してもらった内容。他の2冊と違い2005年と少し古いため、載っているいくつかの書店は閉店してしまっている。また、今と逼迫の度合いが違うのか、100人を超える受講生の多くが出版関係者であることからか、なんとなく希望的な目線での話が多い。 それぞれの店舗が、経営的にというよりも信条として、何を大事にして本屋をやっているのかが分かる。 「回転率は最高だけど品揃えは最低のキオスクという書店が一方にあって、回転率は最低だけど品揃えは最高の国立国会図書館がもう一方にあって、その両極のあいだのどこに自分の立ち位置を見つけるかが書店員の仕事だよ」という文が良かった。
- 2025年10月8日2028年 街から書店が消える日小島俊一読み終わった2大出版取次であるトーハンに長く勤めた著者が、出版をめぐる様々な登場人物にインタビューしながら業界の構造的困窮やこれからについて考える。 出版社や取次、独立系書店のみならず、出版配送業者、直木賞作家まで、業界の端から端まで30人に話を聞くことで、それぞれの立場から見える光景を重ね合わせた全体像が見えてくる良本。
- 2025年10月8日
- 2025年8月18日ソーシャルメディア・プリズムクリス・ベイル,松井信彦読みたい三宅香帆さんの視点倉庫#1で紹介。 2つの派閥に分かれているとき、A派にB派の意見を表示する方が、対立を強くする。フィルターバブルがある方が対立を減らす、という直感とは逆のデータがあるとのこと。
- 2025年8月18日
- 2025年8月17日空間の詩学ガストン・バシュラール,Gaston Bachelard,岩村行雄
- 2025年8月17日トポフィリア: 人間と環境イーフー・トゥアン,Yi Fu Tuan,小野有五,阿部一読みたい
- 2025年8月17日現代物理学における空間の経験: 関係性のネットワークとしての空間認識ガストン・バシュラール,Groupe de recherche juridique Artemis読みたい
- 2025年8月17日空間の経験 (ちくま学芸文庫 ト 2-1)イーフー・トゥアン,山本浩(英文学)読みたい
- 2025年8月15日いまファンタジーにできることアーシュラ・K・ル=グウィン,谷垣暁美読み終わった子どものころ1番好きだった『ゲド戦記』の著者ル=グウィンによるファンタジーを巡る考察。 ファンタジーが子どもにも読めるために下等なものとして批評の対象になってこなかったこと、その歴史から良いファンタジーと典型的•紋切り型のファンタジーが区別されていないことなどを問題視する。『ゲド戦記』の著者が『ハリー・ポッター』や『指輪物語』についてどう語るかが面白い。 なんでも意味で捉えようとする風潮に対して「あなたへのメッセージはありません!あなたにあげられるのは物語です。」という文章が心に残る。
- 2025年8月11日影響の不安―詩の理論のためにハロルド・ブルーム,アルヴィ宮本なほ子,小谷野敦読みたい
- 2025年7月30日ヒトの目、驚異の進化マーク・チャンギージー,柴田裕之読み終わった理論神経生物学・認知科学を専門とするマーク・チャンギージー博士が「ひとの目」の機構について最先端の仮説を提示する、一般人にも読みやすい理論書。少しキャッチーに、ひとの目が持つ特殊能力をヒーローの能力になぞらえてタイトル付けしている。 科学者が「どう」機能するか・進化したかではなく、「なぜ」そうなったかを暴くには類稀な才能が必要だと思う。観察と疑問から、遠いところにある一見関係なさそうな事柄と結びつけて仮説を立て検証するシャープさに痺れる。
- 2025年7月28日巨石山田英春読みたい
- 2025年7月24日
- 2025年7月24日田村隆一詩集田村隆一読みたい
- 2025年7月24日
- 2025年7月24日緑の資本論中沢新一読みたい
- 2025年7月24日人間の土地サン=テグジュペリ読みたい
- 2025年7月23日
- 2025年7月23日幻のアフリカミシェル・レリス,岡谷公二,田中淳一,高橋達明読みたい
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