非凡なる凡人

2件の記録
スウ@suu_hana2026年7月6日読み終わった青空文庫にて。語り手が敬愛する親友の愛読書「西国立志編」は、Audibleで聴いていたときサイコ・クリッシヘンとかいう知らぬ作家の名前と勘違いしていたことが読んでみて判明。ワッツとかエジソンとか世界に影響を与えた発明家を紹介する本だったもよう。なるほどそれで銀行をやめてエンジニアを目指したというわけだ。 あとで考えると、語り手が親友をこれほど礼賛するのは、自分が親のお陰で進学や上京したお坊ちゃんだからかなと思った。進学率が今ほど高くなかった時代のなかで、自力で人生を切り拓いた親友と比べ、何不自由なくきた人生にどこかコンプレックスがありそう。
スウ@suu_hana2026年7月3日聴き終わったAudibleにて。上京して自力で生活し学び手に職をつけ弟らを養う友人をとにかく絶賛しているはなし。あらすじだけみるとたいした起伏はないのだが、細やかな心情を描く文章がいい。自分の目標にむかってとにかくコツコツひたむきに実行していく事は、平凡なようでいてなかなかできることではない。という尊敬の眼差しがそこにある。そういう人を「非凡」と呼びたくなるほど荒れた世相だったのかしら。