くらしのための料理学 NHK出版 学びのきほん

2件の記録
あおい@booklover_aoi2025年10月29日読み終わったKindle Unlimited@ 自宅2025.10.29読了。 料理はある程度手が込んでいないといけない、品数は複数必要、という思い込みを根本から覆されました。 ハレ、ケ、ケハレの考え方が今の料理の中では混在していることを理解すれば、自ずと自分で作る日々の料理をどう作ればいいのかが導き出される構造になっていて、自分の中の料理のハードルがぐっと下がりました。 あと、自分一人分の料理だと「整える」を意識しないとしてこなかったのですが、料理としてはここが大切だなという気づきが得られたのもよかったです。 お皿にきれいに盛り付けることで、きちんと食事になるのだなと実感しました。 あと、器を三角になるように置いた時により見た目が整うので、丸盆が欲しくなりました笑 この本を読んだことで、なぜ土井先生が一汁一菜を提唱しているかの理解も深まりましたし、この考えはもっと広まってほしいなと思いました。 日々の料理はもっとシンプルでいいと思えることで楽になる人がたくさんいると思います。 個人的には義務教育に取り入れてもいいくらいだと思います…! 『一汁一菜でよいという提案』、家にあるものの読了していなかった気がするので、読み返そうと思います。


