二大政党制と多党制 政党政治の実相と可能性
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くらな@3bus_08302026年8月8日読み終わった第二次世界大戦後の主要国においては、冷戦の下で資本主義か共産主義かという体制選択論が終焉し、政治においては資本主義の枠内で再分配をどの程度行うかをめぐる自由主義政党と社会民主主義政党の競争が、経済においては経営者と労働組合の非敵対的な協議(戦後労使和解体制)による待遇改善が、それぞれ基調となった。そうなると、政党間の相違はそれほど明瞭ではなくなる。先に言及した「新しい価値観」の出現や新興急進政党の台頭の背景には、主要政党間の相違が小さくなりすぎたという有権者の認識があった。