パサージュ論(三)

パサージュ論(三)
パサージュ論(三)
ヴァルター・ベンヤミン
三島憲一
今村仁司
吉村和明
塚原史
大貫敦子
山本尤
村岡晋一
横張誠
細見和之
與謝野文子
高橋順一
岩波書店
2021年4月19日
1件の記録
  • ジクロロ
    ジクロロ
    @jirowcrew
    2026年9月30日
    "フーリエは、もっとも理性的な陳述に想像力に富んだ考察の衣をかぶせるのが好きである。彼の発言は、高級な花言葉に似ている。" [W15,4] 「理性的な陳述」であるとは、余計と見做された想像力を排した表現であるということ。 ベンヤミンの言う「考察の衣」とは「余計」を洗練させた「冗長」というところか。 「高級な花言葉」というフーリエの「考察の衣」超えを密かに狙うベンヤミンのいじらしさ。 この断章の前に差し挟まれている、以下のフーリエ豆知識的記述。 "フーリエにおける子どもの名前ーーニザス(Nysas〕、アンリアル(Enryale]。教育者の名前はイラリオン(Hilarion)。" [W12a, 3] こんなどうでもよさそうなことをわざわざ記すあたり、これもまた「高級な花言葉」を匂わせるような、ただならぬ記述。 ベンヤミンは、フーリエという存在そのものを「高級な花言葉」として扱おうとしているのでは。
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