真珠の耳飾りの少女 (白水Uブックス 146 海外小説の誘惑)

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波@namireads2026年2月9日ふと思い出した光と影、息を呑むような静寂 肩越しにこちらを見つめる少女の 今まさに生まれようとする言葉 彼女は何を言おうとしたのか 絵の前に立ち、ふつふつと沸き上がる気持ちをただ溢れさせてる時間がとても好き。なぜこんな絵が描けるのだろう、はそのまま、なぜこんなに見る事ができるのだろう、なのだなといつも思う。「描く」以前に「見る」がある。 画家の目に捉えられ、逃げ出したくなるような恐れと恍惚を感じる少女。その悦びと痛み。永遠に絵の中に閉じ込められた美しい記憶。二人のあいだにあるものを、その眼差しを何と呼べばいいの。突然の別れのあと、彼女が選んだ生き方も、最後にとった行動も、女ってそうかもしれない。繊細さとしたたかさのコントラスト。 苦しい思いも悲しい思いも、もうこりごりなのだけど。それを知ってる自分と知らない自分、どちらが好きかと問われたら──