みんなちがって、みんなダメ

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Sanae@sanaemizushima2026年8月22日読み終わった解説で田中真知さんが「生理的・感情的には受け入れがたいと感じる人もいるかもしれないが」と書いている通り、なかなか毒舌な本だった。バカが毎ページ出てくると言っても過言ではない。失笑続き。面白く読んだけど、問題作ではある。笑。 著者の中田さんを初めて知ったのは別の本の対談で、この人やばいと思っていた人だった。それは今でも変わらないが、ミシマ社さんのイスラーム関連の本でこの著者と内藤正典さんが共著だったのはすんなり読めたので、こちらも読んでみることにした。 結果わかったのが、ミシマ社さんの編集と内藤さんが中田さんの強烈さをカバーしてくれているのではないかということだった。 イスラーム法学者である著者が説明することによくわかることもたくさんある。それに、常識を疑うことや自分の持つ価値観を揺さぶることは大事だとも思うから、読んでよかった。 バカが世の中に8割と言っているのに、「こんなことをやるとバカになる」みたいなことも書いてある。著者の中でのバカの概念が二つあるのだろうか。 8割バカだと、もともとバカなんだからバカになりようがないではないか。そのへんがよくわからなかった。 自己啓発系はもともと得意じゃないが、著者は手厳しく 「そういうことを述べる本は、それを書いている本人が成功するためのものであって、買う人は食い物にされているだけです。そういうものを読んで、勘違いしてしまうのが不幸の始まりです。」(p118) こういう手厳しい指摘が多くて、賛否両論だと思うけど、私は嫌いじゃない。笑。


