
Sanae
@sanaemizushima
Reisen und Lesen
旅行と読書が好きです
- 2025年5月22日雨雲の集まるときベッシー・ヘッド,横山仁美買った近くの本屋では取り扱いがなくて、どうしようと思っていたら、雨雲出版さんから直接買えることが判明し、早速購入。 特典の往復書簡の一部がついてきたし、お手紙まで! 読む前から胸がいっぱい。読むのが楽しみ。
- 2025年5月21日もうすぐ二〇歳アラン・マバンク,石上健二,藤沢満子読み終わった外で読める季節ももうすぐ終わりかな。 国書刊行会の「割れたグラス」を読み始める前に助走として「もうすぐ二〇歳」を読む。 ル・クレジオが寄せた文に先に書かれた「割れたグラス」についてのことが書かれていて、これも手にとってよかったと思った。 12歳のミシェル、どこか才能を感じさせる少年で、心の動きに共感する。 その土地に伝わる迷信などもたくさん出てきて、コンゴという国を少し垣間見たような気がした。
- 2025年5月20日
- 2025年5月14日半分のぼった黄色い太陽くぼたのぞみ,チママンダ・ンゴズィ・アディーチェかつて読んだ図書館ビアフラ戦争を題材にした作品。ストーリーテラーであるアディーチェの作品は長くてもあっという間に読み切ってしまう! 戦争の話なのでつらく悲しいストーリーだけれど、ドキドキハラハラするところも多いのがアディーチェの文才によるところ。読後もずっとお姉さんのことを考えてしまう。
- 2025年5月14日崩れゆく絆アチェベ,粟飯原文子かつて読んだわたしの中では、これを読んだ後と前とでは世界の見え方が変わったと思う。 奴隷制が始まった頃、アフリカでは何が起きていたのか、ある家族にスポットを当ててストーリーが進んでいく。 昔のイボの人々の世界にあったのであろう風習、生活、キリストが入ってきた時の様子なども垣間見える。
- 2025年5月14日
- 2025年5月11日FREEレア・イピ,山田文買った
- 2025年5月11日物語ることの反撃リフアト・アルアライール,岡真理,藤井光読み終わったどの作家もレベルが高く、感銘を受けた。 作品のひとつにイスラエル軍の軍人が主人公のものがある。主人公は心を病んでいる。そんな物語をガザの作家が書く、それこそが物語ることの反撃なのだなと思う。 海外で暮らすガザ出身の作家もいるが、作者の中にはガザにいるために、今音信不通になっている方も半数近くいる、そういう事実も合わせて強く印象に残った本だった。
- 2025年5月9日
- 2025年5月9日ハイファに戻って/太陽の男たちガッサーン・カナファーニー,奴田原睦明,黒田寿郎読み終わった図書館ニュースだけを聞き読みして、どうしてもっと早く内からの声を知ろうとしなかったんだろう。 「太陽の男たち」の最後、「なぜだ、なぜだ、なぜだ」がずっと頭の中にこだまする。
- 2025年5月9日なぜガザなのかサラ・ロイ,小田切拓,岡真理,早尾貴紀図書館
- 2025年5月9日なぜガザなのかサラ・ロイ,小田切拓,岡真理,早尾貴紀読み終わった図書館今も続くパレスチナに対するジェノサイド。世界はウクライナに対してのようには反応しない。 ニュースの言うことを鵜呑みにはせず、ひとつひとつ文脈を理解していくことでわかることも多かった。 イスラエルではもちろん出版されないサラ・ロイ氏のもの、邦訳で、そして日本に研究者がいらして、このような形で読むことができるのはありがたいことだと思う。
- 2025年5月9日眠れない夜に思う、憧れの女たちミア・カンキマキ,末延弘子読み始めた
- 2025年5月8日とるに足りない細部アダニーヤ・シブリー,山本薫読み終わった図書館「文藝」2024年夏季号の著者のものも併せて読む。 フランクフルトブックフェアでこの作品の授賞式が行われる予定だったのに、ドイツ政府がイスラエル側に連帯を表明したことでブックフェアも政府と立場を同じくし、授賞式は中止に。 イスラエル軍の描写が問題だという。 事実を基に書かれた作品ではあるが、こういった理由で授賞式を中止にするのはおかしい。 だけど、それだけいい作品だから影響を危惧したのかもしれない。すごい本だった。
- 2025年4月29日ウィーン ユダヤ人が消えた街野村真理読み終わった図書館お気に入りのブックカフェ、コトノハさんの蔵書で見つけた本。 ドイツにいる時からずっとこの手のことは知るよう心がけていたが、ドイツとオーストリアの第二次大戦後の変遷の違いは何故だろう、とずっと思っていた。 そういうことについてよくわかった本だった。
- 2025年4月28日ファンキー中国井口淳子,宮里千里,山本佳奈子,広岡今日子,無常くん,長嶺亮子読み終わったタイトルからして面白い予感しかなかった本。 中国って言ってもいろいろだし、日本人もこんな面白い人いっぱいいるんだな〜。 無常くんのファンになりXフォローして追いかけている。濱田先生、二村先生の知らなかった意外な一面も知れた。ことあるごとにまたページをめくろうと思う。
- 2025年4月23日北朝鮮に出勤しますキム・ミンジュ,岡裕美読み終わった著者も言及していたが、同じ言葉を話す民族でありながら、韓国の若者はもはや、北朝鮮にはあまり関心がないとのこと。 著者は統一する日を夢見て、北朝鮮に出勤して共に働いていた。 韓国人が北朝鮮に行くことは危険も伴うはずだが、真正面から向き合い奮闘する姿勢にじいんとくる。 ニュースで流れてくるだけじゃない、こういう個人の声を知ることが読書の醍醐味だなと改めて思う。
- 2025年4月8日コミック・ヘブンへようこそチェ・サンホ,パク・ソリョン,渡辺麻土香読み終わったゴムシン生活(兵役中の彼氏を待つ彼女)って言葉知らなかったな。 どの短編も面白いし、絵も可愛いし、プレゼントにも良さそう。
- 2024年9月1日死んでから俺にはいろんなことがあったリカルド・アドルフォ,木下眞穂読み終わったなかなかの状況ではあるのだが、主人公の持ち前の明るさで楽しくどんどん読み進んでしまう。 言葉の通じないところで、全くわからない場所でどうすることもできない、その気持ちはよくわかる。読み終わって辛かった。
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