象徴君主制憲法の20世紀的展開: 日本とスウェーデンとの比較研究 (現代臨床政治学シリーズ 3)

象徴君主制憲法の20世紀的展開: 日本とスウェーデンとの比較研究 (現代臨床政治学シリーズ 3)
下條芳明
東信堂
2005年5月1日
1件の記録
久留@hisadome1172026年7月28日ちょっと開いた再読日本とスウェーデンの象徴君主制憲法史。 スウェーデンでは19世紀国会と国王のパワーバランスを分割する立憲君主制がたてられたが、20世紀には明確に国王統治権は国会の責任を負う内閣へと移行する。1969年改正憲法では議院内閣制の原則に則り、政府は国会の信任に基礎を置くようになる。1974年の象徴君主制憲法では、政治的権能のほぼすべてを失う(国際交際における国家代表機能や内政上の儀礼的権能を除く)。 ただ原則スペインと同様国民主権が根底にあり、国家元首が復活したと同時に国家元首としての国王を象徴と定めるところは日本の制度の今後を占う上で参考になる。カルテフライテルの規定でいえば天皇はほぼ国家元首的機能を担う