

久留
@hisadome117
- 2026年7月30日
税金の世界史ドミニク・フリスビー読み終わった面白かった〜 ・根本的には戦争のために税が必要で、税のためには姓名が必要。税収と国家の成立は関わりが深く、それは宗教の成立にも関与している(人頭税の異教徒からの徴収vs改宗による免除)。封建制も税制体系にほかならない。土地を占有した領主は、貸し与えるかわりに農産物や利益、労働を受け取った。黒死病以降、農民が初めて金銭を取り扱うようになってから人頭税が導入される。 ・税制の発明としては源泉徴収(地方は納税不履行の余地が大きく、中央より税収が低くなりがち) ・南北戦争も根本的には南部からの税収を守るための戦いだった。北部の工業を守るために南部に関税が課され、ヨーロッパとの自由貿易を狙う南部を防ぐために戦争が開始された。 ・インフレも税と同じ機能を果たす ・デジタルノマドや暗号通貨は納税不履行が多く、政府収入への打撃が大きい - 2026年7月30日
- 2026年7月28日
- 2026年7月28日
ちょっと開いた再読日本とスウェーデンの象徴君主制憲法史。 スウェーデンでは19世紀国会と国王のパワーバランスを分割する立憲君主制がたてられたが、20世紀には明確に国王統治権は国会の責任を負う内閣へと移行する。1969年改正憲法では議院内閣制の原則に則り、政府は国会の信任に基礎を置くようになる。1974年の象徴君主制憲法では、政治的権能のほぼすべてを失う(国際交際における国家代表機能や内政上の儀礼的権能を除く)。 ただ原則スペインと同様国民主権が根底にあり、国家元首が復活したと同時に国家元首としての国王を象徴と定めるところは日本の制度の今後を占う上で参考になる。カルテフライテルの規定でいえば天皇はほぼ国家元首的機能を担う - 2026年7月24日The World for SaleJack Farchy,Javier Blas読み始めた読み始めていきなりAutocracy Inc.を思い出した。アラブの春(成功したか悩ましいけど)のリビアの運動は、Vitolという石油企業なしには達成しえず、同様にマネーロンダリングの方法として使われる、というあたり
- 2026年7月23日Neanderthal ManSvante Pääbo読み終わったIn 1997, Paabo published a paper, describing that Neanderthals did not contribute other genes to modern humans according to mtDNA. Of course considering the way mtDNA is inherited, individual's mtDNA not exchanging bits with another's and mtDNA passing on only maternal lines, it may hell have disappeared until today even if some has passed from Neanderthals. Paabo faced a couple of hurdles to decode mtDNA of Neanderthals 1) scarcity of bones not damaged by acididation and bacteria contamination, 2) how easy modern human DNA contamination would happen, 3) shortness of degraded DNA, 4)when sequencing DNA, they would modify by nature. The bright side on Neanderthals' bones, because of their cannibalism, they had been butchered and their bones sucked free of any meat and marrow, thus limiting the chance for bacteria to multiply in them. The analysis of the nuclear genome was a decisive factor to see if Neanderthals contributed DNA to present-day European.The Neanderthal seemed to be equally distant from an African and a European individual, and the contribution was 2.5%. Because of the equality, the replacement crowd should've met with Neanderthals in Middle East, and the genes flowed from Neanderthals to modern humans(which means that the social status of modern humans should be lower than Neanderthals). *Also, Denisovans were founded along with the journey to explore Neanderthals.
- 2026年7月23日
砂漠の思想野田正彰読み終わった - 2026年7月23日
- 2026年7月22日Neanderthal ManSvante Pääbo読んでるStarted off the discovery that ended a controversy over human origin - multiregional model vs out of Africa model. Because of the lack of the same mtRNA, we to some extent can be confident that all people probably date back to only one female in Africa
- 2026年7月21日
- 2026年7月21日
実験の民主主義宇野重規,若林恵読み終わった面白かった。 トクヴィルはアメリカを駆動するのは平等化という大きな摂理だと当時言った。技術や思想のアクセス民主化によって、違いのある個々人が本来同じ人であったと気づくことで、不満が醸成される点は、スタンダールの赤と黒でも描かれている。一方で、伝統的な関係性が薄れるなかで、個人主義(トクヴィルの場合、これは自分の殻に閉じこもることを言う)が発達してくる。 中央集権に対する分権を考えるとき、そこには政治的集権化と行政的集権化がある。安全保障などの観念から、政治的集権化は必要だが、内政分野の行政的集権化は不要というのがトクヴィルの考えで、これが本書の思想とリンクする。ちなみにトクヴィルのタウンシップという小さい単位を上に置き、中央政府をしたにおくとプラットフォームに見えるという指摘も面白い。(個人単体で物事を達成できないとき、抵抗の拠点となるのはアソシエーションとトクヴィルはとく。) 現代民主主義の欠陥としては、立法と投票に重きが置かれすぎている点だ。投票で代理人を承認する、ということで、そのあとの行使をしっかりと問う力がないのだ。役割に当てはまる人、というふうに考えるとそれはすぐに政治・行政に参加する資格をとう議論になるが、DOをベースにすれば、全員がなんらかをできる、ということになる。ファンダムなどのアソシエーションはそんなコラボレーションの練習の装置となるわけだ。そして同時に、プラグマティズム的な思想も重要となる。もともと人が何かを信じようとする権利を擁護する思想だが、理念と実践を不可分とし、自分の信念が正しいかを検証するより先に決断して実践せねばならないという思想だ。つまり市民に必要なのは受動的なリテラシーではなく、コンピテンシーだ。 - 2026年7月20日
朝と夕ヨン・フォッセ,伊達朱実ちょっと開いた - 2026年7月20日
人口減少社会のデザイン広井良典読み終わった再読一つの尺度ではかれなくなり、時間軸が後退(脱線的歴史観)し空間軸が前に出てくる(ローカライゼーション)。定常社会における環境と福祉を見直し、地方分散社会を作り上げるべきとする 伝統的役割分担×公的支援小のグループであり、もっとも少子化しやすい国家群である日本でのいくつかの問題(個人主義的なコミュニティをどう考え直すか) ・年金マネーはこれまで地方に移転されていたが、今後は首都圏集中がすすむ ・高度経済成長の負の遺産が多く、分配を社会保障ふくめて見直すべき - 2026年7月19日
共有地をつくる平川克美読み終わったこれもめっちゃ良かった〜 冒頭の、「どこまでも純潔を求めるところから差別が生まれる。あらゆる差別は、程度の問題を、選択の問題だと読み替えるところから生まれてくる。」がいきなり良い。 資本主義は個人の権利を保証するための経済的自立と裏合わせに、私有化を推し進めてきた。この本は私有ではなく共有を増やそうというところに焦点がある。もちろん、相互扶助的な共同体からの解放を求めて自由主義(信教の自由を達成するために言論などの諸自由が達成→すべてを自己責任と自己決定に収斂させる新自由主義)が走ったことを思えば、完全に戻ることはできない。程度の問題だ。 対立ではなく双方を許すものとして、網野がといたような縁やアジールが必要となる。 なお、貨幣は社会的技術であるとしてマーティンをひく論述もよかった。マネーは信用と清算のシステムだ。価値単位、会計システム、譲渡制を生むメカニズム。マルクスは等価交換のなかで不平等が生まれるなら搾取があるはずと断定したが、ポトラックの習俗にあるように、負債関係を生むために交換が行われる。負債関係を塩漬けにできるものが信用だ。貨幣交換は信用取引を清算することに他ならない。そして株式会社はあらゆるコストを外部化する装置であり、コストを外部化しない緩衝地をつくるというのが着地なのもよい - 2026年7月19日
ことばと呪力川村悠人読み終わった冒頭の、井筒的に言うなんらかのしかけで高められたことばが呪力をもち、ブラフマンは元来そういった詩人、ことばに宿る呪力を指していたあたりの説明は面白かったが、そのあとのリグ・ヴェーダの紐解き方は今ひとつだったかも - 2026年7月18日
デジタル化時代の「人間の条件」伊藤亜聖,加藤晋,石田賢示,飯田高読み終わったよかった! デジタル化は取引費用を低減し、個人の活動を楽にする一方で、プラットフォームが個人から得る情報はどこまで誰に帰属すべきかという論点をうむ。情報単体は個人のものとしても、それを連結させて経済価値を生み出したあと、その富をいかに分配すべきかということだ。マルクス的には資本に直接アクセスできず雇われるしかない労働者は、平等にアクセスできた理想社会と比較すると搾取されていると定義した。しかし情報は、公共財的な性格もあり、価値の一方的な転移が行われているが、隠蔽されやすい。 また、取引費用の源泉となる法の運用を補完する存在としてもデジタル化はある一方で、責任主体と意思決定を行う主体の分離が発生する。同時に、情報の連結性により、公的領域と私的領域の境目がうすまる。 経済効率を優先するとデジタル化に適合したものの所得があがり、格差が生まれる。 アーレント的には、laborが代替によってへり、仕事もデジタル化に侵食され(消費の短期間化により芸術も半永続的ではなくなった)、活動をどう定義するかといったところ。人間はデジタル化によって体験が個別化されやすくなり、ひととのかかわりも抑制される。 - 2026年7月18日
Ancient Egypt on Five Deben a DayDonald P.Ryan,Donald P. Ryan読み終わったAssuming you're the traveler under the reign of Ramesses 2, and describing cultural and societal things about Egypt - 2026年7月17日
ウパニシャッド辻直四郎読み終わった再読ウパニシャッドは大宇宙の本体ブラフマンと、小宇宙の個人アートマンの同一性を示す一元哲学が全体的な傾向。 創造神のプラジャーパティの努力・苦行が熱力を発し、万有が顕現する質料因として働いた。そもそも祭式万能主義に反発し、やがて仏教の萌芽ともなる帰一思想の根源として位置づけられる。 - 2026年7月17日
- 2026年7月17日
ヒンドゥー教 インドという謎山下博司読み終わった
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