阿房列車 (旺文社文庫 121-1)

阿房列車 (旺文社文庫 121-1)
阿房列車 (旺文社文庫 121-1)
内田百けん
旺文社
1979年1月1日
1件の記録
  • 初読は新潮文庫 実際に同行するとなると大変だろうけれど、山系くんとのやり取りが可笑しくて堪らない。各地での感想もピリリとしていたりと自由気儘で変わり者な先生の旅はとても贅沢なものだ。 出掛ける準備に手間取る情景が自分と似ていて滑稽でもあり親近感。 わき目も振らずせかせかと、一心不乱に出かける支度をしたのだが、上厠したのと顔を洗つたのと、洋服を著たのとで、三時間が経過した。🤣流石に3時間は掛かり過ぎです、先生🤣🤣 腹塞ぎに食べたサンドヰッチに対して、大変まづかつたが、それでもおなかに入れてしまつた。や、嘗ての教え子(禿げている)の盃を受けた際に(教へ子と云う言葉はきらひで、見ただけでむかむかする、らしい笑)「つるつるした教へ子だ。」などと放言なさる。心内では病に伏していた教え子が回復した事を喜んでいる。 一々が可笑しくて愉快な列車の旅。 用事がないのが用事!
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