Lee Ufan

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  • 李禹煥の一連の作品の流れを見れば見るほどに、その裏側を流れる論理構造の確からしさが理解できる。試行錯誤と提示される作品から受ける新鮮さは、本来出会っているはずなのに近代意識のベールで見過ごしてきたものなのかもしれない。 “表現は閃きと予感を伴って行われるものなのだ。~私と他との厳しく鋭い照応関係を磨くなかで養われたものである。”(P.12) “作品とは日常的な周囲に一定の隔たりを保ちつつ刺激や調和を呼び起こすものである。つまり、作品は、仲介的なそして中間子的な性格を持つ。”(P.92) “往々にして言語論から出発した視覚的な表現は、目を皮相的な認識のレベルに止めてしまう場合が多い。~日常的な意味からずらす必要があるのは、形骸化された制度からそれらをもっと別な段階の場所に移して、息を吹きかえらすためであるといっていい。”(P.192) ━神奈川県立近代美術館葉山館 李禹煥作『項』を添えて
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