民俗学への招待 (ちくま新書)

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- 紫嶋@09sjm2025年4月17日読み終わった借りてきた「招待」というタイトルの通り、入門書よりもさらに表層的な内容であったと思う。 身の回りの生活の中にある風物や習慣、季節の行事、現代の世相といったものを民俗学的な視線で見るとどのように語れるか、というコラム集ともいえる。 民俗学に興味を持ち始めた人にはちょうど良いかもしれないが、本格的に民俗学の世界に浸りたい場合は少し物足りないか。 ただ、こうして様々な物事が取り上げられていることで、生活の中のあらゆるものが民俗学の対象になり得ると感じられて、そこは非常に興味深かった。