あの日、松の廊下で 文芸社文庫

3件の記録
- ひろみ@hihihihiromi2026年8月20日読み終わった読了。 忠臣蔵を題材にしたお話。 歴史に詳しくない私でもすっと読めて面白かった。 ほんの小さな誤解や行き違いが、少しずつ大きくなって、最後には取り返しのつかない大事件に。 「あのとき、もう少しちゃんと話せていたら」 吉良上野介も、もう少し人を信じて任せることができていたら。 浅野内匠頭も、もう少し自分の気持ちを言葉にできていたら。 人と人との間にある、ほんの小さなすれ違いが積み重なって、思いもよらないところまで行ってしまうんだな、と考えさせられた。 有名な歴史上の事件も、こうして人の気持ちから見てみると、また違って見えた。 読みやすくて、面白かった一冊。


