南極で宇宙をみつけた!
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- 流々@kread2026年8月21日読み終わった女性記者による南極取材体験記。メインは隕石探査グループに同行した、40日に及ぶ氷上生活。 各国が極点到達を目指した白瀬中尉の時代に比べれば、設備や装具類は格段に快適で丈夫なものながら、圧倒的な自然の前では心許ない。危険なクレバスはあちこち隠れているし、凄まじいブリザードも吹き荒れる。そこに生身で対峙する恐ろしさ、と同時に行った者にしか分からない魅力もある。「南極病」に取り憑かれた著者は、後年もう一度同行取材し計3回南極に渡った事になる。お身内の不幸や心配事が続け様に起こる中、だからこそなのか、体当たりで猛進するような逞しさと、何でも楽しんでしまう軽やかさ。この「楽しんじゃおう」精神、大事だなと思う。 南極大陸でなぜ多くの隕石が入手できるのか、メカニズムが面白かった。南極でみつかる隕石の多くは、約46億年前のコンドライト。そんなのに出会えるのだから、学者でなくてもワクワクする。そこらの石さえ隕石ではないにせよ、どこから来たのかねと想像していくと地球の上に立ってる感覚がグラグラ迫ってきて不思議な心持ちになる。南極大陸ますます気になる、いつか行くだろうか。