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流々
@kread
本の記録 色々読んで、色々な世界や視点を見ていこう
  • 2026年8月8日
    われは熊楠
    われは熊楠
    気になっていた、強い個性と好奇心を持つ在野の博物学者。持病による幻聴や霊的体験などなどまできちんと描かれ、苦悩しながら研究に邁進する熊楠がくっきりと見えるようだった。 「己を知るために、世のあらゆる事を知りたい。」知る中で実際に何を見てどう考えたのだろう、著作も読もう。
  • 2026年8月1日
    見えるか保己一
    見えるか保己一
    読み終わりが数週間前でうろ覚え。 下手とはいうものの気持ちよさそうで、ぐっと指圧して貰いたくなった。 独特の語り口調が可愛らしく、圧巻の心情吐露場面でさえ、老年だがほんわり愛らしい。とんとん出世するものだから、聖人のように思ってしまうけど本音をようやく出せた、歌舞伎の見せ場を見るようで引き込まれる。 輝ちゃんが、場面外にも存在していたのにはびっくり。そんなとこにまで。。本当に濃い人ばかり。 保己一、濃厚だったはずの血の匂いになぜ気付けないのか気になってしまった。義理の息子と娘夫婦のその後も気になる。 もう少し検校という仕事の実際についても読みたかった。ただ学問に邁進したかっただけとはいえやっぱり偉業、凄い人だな。
  • 2026年7月12日
    太陽の簒奪者
    太陽の簒奪者
    2006年から始まり、さらっと現在を通り過ぎてしまった時間軸を追って読み進む。心情の機微や人間模様には深く触れず、結構淡々と話も進むが、異星人が全く新規で理解し難い存在で面白かった。著者あとがき「地球外文明を鏡とした現代のスケッチ」、興味深い言葉。 日本人作家によるSF小説は初めてだったかも。手付かず勿体なかった、他も読んでいきたい。
  • 2026年6月12日
    名探偵にさよならを
    名探偵にさよならを
    認知症を患いながらもミステリとなれば切れ切れの、クラシカルな魅力溢れる祖父、碑文谷さん。 孫娘や亡くなった家族、周りの人々も含め優しさと敬意と思いやりに満ちていて、切なく温かく、素敵な繋がりに憧れてしまう。 これが最終巻、楓が結婚したらどうなるかな、と先も気になるのでもう一冊位続いて欲しい。 差し挟まれる古典ミステリへの言及も楽しい要素、久々に気になってくる。ディクスン•カー、アイリッシュ全く手付かずだった、読む!
  • 2026年5月20日
    小説以外
    小説以外
  • 2026年5月18日
    涙ぐむ目で踊る
    『千年の夜』の続編を漸く。 見覚えあるタイトルと思ったらば、宮沢賢治が設計した花壇「ティアフル•アイ」が出てきて嬉しい。 映像化されたらと願う程、頭の中に深く刻まれる場面が幾つも登場する。何kmにも及ぶ狂気のような篝火に照らされた谷、何かを怺えるように静かに海辺で踊る女たち、「涙ぐむ目」で一心不乱に繰り返される鹿踊り、、 人間の抑えられ隠された様々な感情、思いや願いが立ち昇ってくる文章。力強い蘇りの踊りに心が揺さぶられ、悲しさと希望が混ぜこぜになる。本当に、素晴らしい本だった。
  • 2026年4月30日
  • 2026年4月30日
    星を継ぐもの【新版】
    星を継ぐもの【新版】
  • 2026年4月27日
    クロニクル千古の闇(6)
    クロニクル千古の闇(6)
    六千年前のヨーロッパ、石器時代に生きる少年たちの物語。作者の丹念な調査に、豊かな想像力が加わり生まれた冒険小説。間があきながら読み切った全6巻、児童書とはいえ当時の背景もしっかり描かれ読み応えもあり、すっかり入り込んで一緒に旅をしてきたような気分になる。 著者あとがきでよく触れられる、英国オオカミ保存会とロンドン塔ワタリガラス係が気になる。 最終巻の日本語版刊行後13年?を経て、続編シリーズが出ている、早よ読まねば!
  • 2026年4月26日
    ブレイクショットの軌跡
    最初の一打が次々に波及し繋がり、巡り巡って戻ってくる。時間軸の扱いにはびっくり。うまくすとん、すとんと嵌り気持ちの良い終わり方。 気持ち良くさせる手法に警戒心を抱くようになっていたので、何かあるのかと身構えていたがそこは何事もなく。 カモ出荷を避けつつ、後藤父の善良は心に留め置いておきたい。 亜子さん一人で隠し持つものが色々、多才すぎ、意外すぎでひと際魅力的だった。
  • 2026年4月19日
    神の光
    神の光
  • 2026年4月19日
    反転領域
    反転領域
  • 2026年4月14日
    アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること
    アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること
  • 2026年4月14日
    屋根裏の仏さま
    屋根裏の仏さま
    聞いたことだけはある「写真花嫁」。 彼女たちを待っていた現実が、最初は生々しく感じられ、読み切れないかもしれないと思ったほど。様々な思いを抱え、それぞれの生き方で頼りない細い根を張り、なんとか続いていくように思えた人生が、戦争の気配と共に崩される。 畳み掛けるように目まぐるしく変わる視点、文体が独特で、過酷な状況でもどことなくさらりと流れる群像劇を眺めているようだった。
  • 2026年4月14日
    ディア・ライフ
    ディア・ライフ
  • 2026年4月14日
    シェル・コレクター
    シェル・コレクター
  • 2026年4月14日
    最終目的地 (Shinchosha CREST BOOKS)
    最終目的地 (Shinchosha CREST BOOKS)
  • 2026年3月21日
    グレイラットの殺人
    グレイラットの殺人
  • 2026年3月21日
    記銘師ディンの事件録 木に殺された男
    記銘師ディンの事件録 木に殺された男
  • 2026年3月17日
    千年の夜
    千年の夜
    素晴らしい本と教えて頂いた、その上巻であるこちらから先ず。 山深い集落に、夜の峠を越えて幼い娘を連れた若い母親が出戻ってくる。町から嫁いだ僕の母、窪に棲みついた異国の男。排他的な村の住人たちは「よそ者」を受け付けない。粘りつくような噂、追い出しの会合。 きれいな魂の若い母親は、張り巡らされた黒い視線に縛られ、花のように萎れ雪の中に倒れる。その魂を受け継ぎ、悲しみを抱え成長した娘は、殺伐とした都会に心を削られていく。 忍び耐える人々の心情を代弁するような、自然の描写が強く印象に刻まれた。
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