ニューヨーク

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亀井俊介
岩波書店
2002年3月20日
1件の記録
  • DN/HP
    DN/HP
    @DN_HP
    2026年8月23日
    「一九六二年六月二十五日、私はバスで初めてニューヨークに入った。いちばん安い入りかただ。私はアメリカの地方都市における三年間の留学生活を終え帰国前にどうしてもニューヨークを見ておきたかった。留学先で結婚した妻と小さな子供がいて、奨学金とアルバイトで親子三人が食いつなぐ貧しい極みの暮らしだったが、懸命にニューヨークへ行く金をためた。ニューヨークを見ずしてアメリカを語るなかれ、と自分で自分にいいきかせていたかのようだ。」 ニューヨークへの愛を感じる、まさにI LOVE NEW YORKな冒頭の一文である。このあと新聞広告をみて借りたアパートが『ウエスト・サイド物語』の舞台となった地区から数ブロックのところ(に日本人がいきなり暮らしはじめるのもなかなかな事態である)だったことを、ラジオ・シティ・ミュージック・ホールで映画を観て気がつく、というエピソードも最高。
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