under 異界ノスタルジア (電撃文庫)

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猿馬大咳@sarubaaaaa2026年9月10日読み終わった先月のこと。ひょんなところからこの作者さんに中三の頃の作品を読んでもらって、的確な指摘をしていただいた。それがきっかけで、作者さんのデビュー作を読もうと思ったのが今月。 完全にやられたというのが、正直な感情。 00年代の作風にありがちなキャラクターはまだ慣れていないけれど、だとしてもファンタジー要素が全面に出ているせいかこれの宣伝としてあるダークミステリという部分をどうしても失念してしまっていた。ラノベを読むときは頭すっからかんにしてるので、やらかしたと思う。 感情移入までの布石をラスト五〇ページまで丁寧に、大胆に贅沢に敷いて、世界観を強調しながら、最後に一気にアクセルを踏んでいくのが見事。もはやラスト五〇ページのためにこの本を読んでも正直アリ。 ただ、どうしても下ネタとかは割と挟まってくるし、中古ばかりで新品は中々買えず、作者さんにお金が行くかも怪しい。 もし復刊(?)とかされるなら真っ先に買うので、頼むぜ電撃文庫……!♡ 読まれないであろうが作者の瀬那さんにも感謝を。最近の執筆の活力があの文章だけなのです。ですが本当に勇気を貰えます、ありがとうございます……。