水滸伝(18(乾坤の章))

水滸伝(18(乾坤の章))
水滸伝(18(乾坤の章))
北方謙三
集英社
2005年7月1日
1件の記録
  • ぬ
    ぬ
    @tanu-nu
    2026年9月20日
    楊令が梁山泊に加わり、いよいよ最終決戦が始まった18巻。本編は最終決戦前の前哨戦と楊令の大活躍がほとんどだったけど、最後の最後で林冲が退場してしまった。1巻の最初からいた人物だけに、喪失感も大きいな。林冲は作中屈指の強者として描かれていたけど、凄惨な形で妻を失った傷をずっと抱えてて、明らかな弱点がある人間くさいキャラクターでもあった気がする。妻を守れなかった悔恨を、扈三娘を救うことで昇華できたのは幸せだったのかもしれない……。扈三娘とは何らかのフラグが立ってる気がしてたけど、こういう形とは思わなかったなぁ。酔い潰れた公孫勝のひと筋の涙と、それを見たのが呉用先生というのが何とも言えない味があった。林冲、公孫勝、呉用の3人というか、林冲と公孫勝、呉用と公孫勝のものすごくわかりにくい友情を感じた。 5月に読み始めた水滸伝もいよいよ次でラスト。長かったようなそうでもないような。噛み締めながら19巻へ。
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