ボトルネック(新潮文庫)

41件の記録
犬のめい@mgmei2026年6月26日読み終わったおすすめされていてずっと温めていた本 自分じゃない誰かだったら、と考えることはあると思うけど、それを実際に体験させられることの絶望、無力、喪失 なんとも言えない気持ちになった


数奇@suuqi2026年6月20日読み終わった本来生まれてこなかった姉がいる世界線へ行くというあらすじが前から気になっていて読んだ。別の世界線からきた主人公を姉が受け入れて、互いに微妙な関係性を保ちながらそれぞれの世界の違いを協力して謎解きしていく展開にはワクワクさせられたものの、全体的には好きになれない作品だったなあというのが正直な感想。文章自体も好きになれず(同著者の他作品では気にならなかったのだが)、もったいぶった言い回しがいちいち引っかかる。「あのときこうしていれば」という要素の面白さもあまり感じられず、運命の分かれ目に対して納得感を得がたい上に、それを「想像力がない」と責めるのは無理があるだろうと思ってしまう。結果的に姉の想像力も足りてなかったという落とし所やラストの胸糞の悪さは嫌いじゃないのだが。トドメを指すような最後の一行は秀逸だと思った。


- さんさん@sak88232026年6月14日読み終わったかつて読んだふと思い出した@ 石垣市自分が存在しなかった世界の方が全て上手く回っていたら。自分の存在価値、感情、他人との関係性の根幹にあるもの、全てが粉々に打ち砕かれてなお、人は生きていけるのか。 10代で出会って戦慄し、20代で読み直して心から嫌な気持ちになって、30代でまたえぐられた。40代になって読んだときどんなことを感じるだろう。 ミステリー小説としてもぐいぐい引き込まれる展開でやっぱり米澤穂信はすごい!個人的イヤミスの金字塔だと思う小説。


- ちゃ@chachacha2026年6月10日読み終わった自身の存在意義を強制的に考えさせられました。 自身がボトルネックそのものであると考えたが、サキからの助言があっても尚絶望に沈んでしまったことから、他人であっても自身であってもどうすることもできない結末にやるせない気持ちにならざるを得なかった。


詩乃@Shino25nico2025年7月19日かつて読んだ@ 自宅自分は本を読むペースが遅く、一冊完読するのに一か月ほどかけていましたが、この本は面白くて3日で読んでしまいました。米澤穂信さんの作品、ほかにも読んでみたいです。
喬林@unnatural_672025年4月14日読み終わったタイトルがエグすぎる。ぞわぞわしながらページめくったら解説が始まって「アッエッアッ?」とアホみたいな声が出た。家で良かった。こういう手紙の類の一文や台詞で物語が幕を閉じるの、秀逸って感じで好き。 米澤穂信作品は中学生の頃に『インシテミル』を読んだっきり(それも12〜3年前)で細部は忘れてしまったのだが、じっとりとした後味の悪さがあったことは覚えており、それはこの『ボトルネック』にも通ずるものがある気がした。どこかの紹介文にあった"青春ミステリ"という言葉から想像されるような瑞々しくて眩しい少年少女の姿はなく、舞台となった金沢の天気と相まって終始陰鬱な暗ーい話だったように思う。正直嵯峨野夫妻こそがボトルネックでは……?製造元も生育環境も同じなのにサキとリョウの生まれ持った気質があれほどまでに違うというのは、きょうだいあるあるでもあるし実にグロテスクで穂信こわ……となった。このパターンのパラレルワールドの設定は新鮮だな〜























