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喬林
喬林
@unnatural_67
引越を機に本を読む時間を増やそうと試み中。 バイブルは有川浩(現:有川ひろ)先生の『塩の街』
  • 2025年8月15日
    転職の魔王様3.0
    ドラマ公開後の新作、登場人物の逆輸入やドラマのエッセンスを感じる要素にニヤニヤしながら、来栖と千晴の関係性にグアアアアアアアとなった。こんなん読ませてもらっていいんすか……
  • 2025年8月14日
    転職の魔王様2.0
    最終話で爆発四散した。
  • 2025年8月13日
    薬屋のひとりごと
    薬屋のひとりごと
    漫画→原作(なろう)の順に履修したところ、このエピソード原作にないんか!?と仰天することがままあったので、漫画版が準拠しているであろう文庫版も読んでみることにした次第。と言っても序盤の方はそこまで差がない。文章は多少読みやすくなっていた。薬屋、大人になってから読んでるのでコレ原因アレじゃない?とうっすら予想できる展開が多いが(粉塵爆発とか)、中学生の頃に出会っていたらこの作品で初めて得た知識を得意げにひけらかすガキになっていたような気がするので恐ろしい。魅力的だよね猫猫…… 図書館の予約待ちが2桁で、このペースだとえらい時間がかかりそう。
  • 2025年8月12日
    死体は語る
    死体は語る
    アンナチュラルにハマって買ったはいいが電子書籍で読みづらく、数年積ん読にしていた本。自分が生まれる前に出版された本なので、親子鑑定が血液型で判断されていたなんて話があって時代を感じた。コナンも初期の方のエピソードだと「唾液からわかるのはせいぜい血液型くらい」みたいな台詞がありましたよね。今だったらDNA鑑定で一発。いろんなケースが載っていて、ミコトや中堂さんたちも日々こうしてご遺体と向き合っているんだな~と想像するなどした。
  • 2025年7月27日
    十角館の殺人 <新装改訂版>
    ・十角館の殺人 確かにこれはネタバレを踏む前に読むべき作品のひとつ。図書館で予約してから借りられるまで4ヶ月くらいかかった。刊行から40年近く経っても人気で凄い。 とにかく、このためのあだ名だったのか……!と舌を巻いた。しかも、「江南→こなん→ドイル ということは、守須→モーリス?」と読者が勝手に想像するようなネーミングなの策士すぎる。例の一文、絶対ページめくった一行目に来るように調整されてるんだろうな〜〜〜そういうの大好き。自分もやる。 序盤で1週間の滞在だと明かされているのに目次を見ると「八日目」まであって、何があるんだろうとは思っていたが、まさかの忙しすぎる犯人の舞台裏大公開だった。やることが..やることが多い..!!文字で読んでると島にいるヴァン=陸にいる守須などとは思いもしないが、映像化したら一発でバレそうなのでそこをどう乗り切ってるのか気になり実写版に手を出そうとしています。
  • 2025年7月18日
    転職の魔王様
    ドラマにハマって原作に手を出したパターン。転職するならシェパード・キャリアの来栖嵐さんに担当してほしい。感想書こうとしたらめちゃくちゃ長くなりそうなのでこれはブログで。
  • 2025年7月13日
    白鯨 下
    白鯨 下
    元々有川先生の『空の中』に出てきたことでタイトルだけは知っていて、いつか読んでみたいと思ってた作品。途中で心が折れるという噂も聞いていたが無事読破した!!さぞ翻訳者の語彙力が試される原文なんだろうと思わずにはいられない比喩の山、知らない言葉、馴染みのない言い回し、芝居がかりすぎている口調、膨大な鯨知識等々、普段読まないタイプの文章でかえって面白く読めた。わからないところはサ~ッと流し読みしたし……笑 「やんぬるかな!」とかちょっと使ってみたいまである(「もうおしまいだ!」の意)。全然ギャグ調ではないのにクスッと笑ってしまう、みたいな表現が多くて、自分もこういう文章が書きたいんだよな~と思いました。冲方丁の文の面白さもこのタイプに似てるかも。翻訳者と自分の相性が良くて最後まで読めた感じは結構ある。 個人的に一番面白かったのはイシュメールとクイークェグの出会いのあたり。最後モービィ・ディックとの死闘の末刺し違えて両者死す──的な展開かと勝手に予想していたので、エイハブは食われるとかじゃなく縄が絡んで海ポチャ、船は穴あけられて爆速で撃沈、白鯨は死なずにどこかへ消える、というエンドでつい「エッこれで終わり!?」と声に出してしまった。ここまでがどえらいボリュームだっただけに、あっけない幕引きで肩透かしを食らったような気分。哀れエイハブ……ド狂い船長……。イシュメールが心の友クイークェグ用の棺桶でできた救命ブイのおかげで助かったというのはグッときました。ところで巻頭の登場人物紹介くん、イシュメール以外のキャラは全滅しますって重大なネタバレかましてきたこと許さないよ!!!!!!!!!!!
  • 2025年7月11日
    白鯨 中
    白鯨 中
    感想は下巻にて。
  • 2025年7月2日
    白鯨 上
    白鯨 上
    感想は下巻にて。
  • 2025年6月16日
    クロエとオオエ
    お仕事パートがちゃんとしているラブコメは良いッ ベタ甘じゃなくもどかしいほんのりキュン的なテイスト、これまで読んだ有川作品の中で一番地の文がギャグっぽかった気がする。言わずもがなのことを口に出して確認してしまう頼任、無粋っつーか野暮っつーか……そういうとこだぞ!!となりまくる主人公だった、笑。最初のエメラルドは仕方ないとして、なんで婚約指輪まで王道デザインを贈るかね!?相手クロエだぞ!??!!? 私はジュエリーには全く興味がないのだが、"いい女は素敵なジュエリーを身に着けている"という印象があるため、そういうものにときめきながら人生を送っている人はいいなぁ……と羨望の眼差しを向けてしまう。ジュエリーへの憧れというより、ジュエリーを楽しんでいることへの憧れというべきかな。この本に出てくる人たちはみな宝石と共に生きていてちょっと眩しかった。 実際のジュエリーショップとコラボして作中のジュエリーが写真で見られるの良かったな~。願わくばインスタじゃなくてHPとか特設サイトで見られるようにしてほしかった(インスタ見づらい、、、)
  • 2025年6月15日
    数え方の辞典
    数え方の辞典
    これは読むというより眺めたと言う方が正しいかも。コラムが面白く、助数詞の使い分けをほとんど無意識にしている自分たちと、そうして感覚でやっているものを上手く言語化して説明している筆者すごいな~と思った。神の数え方が「柱(はしら)」なの好き。日本では「八百万の神々」なんて神が複数存在することが当たり前の感覚だけど、神が単数の文化圏では神を数える単位がなかったりするんだろうか。
  • 2025年6月4日
    天地明察(下)
    先日読んだ短編集『OUT OF CONTROL』に収録されていた『日本改暦事情』が本作の原型とのことで、そちらが面白かったのでついに読んでみることに。主人公・春海(※成人男性)が短編よりもぽややんとしてて若干ドジっ子っぽくなっているのにウケた。そんな冴えなさそうな感じなのに才能あり余ってるのずるいだろ。短編には影も形もなかった「えん」の登場に、絶対この子とくっつくな……と予想しながら読んでしまいました(オタクセンサー) 分野のくだりだけよくわからなかったなー。天の星と地上の国々(藩)が対応していて、星に異常があればその土地にも凶事が……ってそんなことあるわけなくない?関係なくない?って思っちゃった。まあこれは作品の感想というより、私が占星術というものを信じていないというだけの話なのだが。
  • 2025年5月27日
    天地明察(上)
    感想は下巻にて。
  • 2025年5月22日
    OUT OF CONTROL
    『メトセラとプラスチックと太陽の臓器』がダントツで面白かった。やっぱり自分はSFが好きなんだと再確認。現実とは違う世界の設定にゾクゾクするのは大前提として、そこで描かれる人間の葛藤や苦悩、意志や答えに痺れる。それは大抵、その設定だからこそ発生するものでありながら、どんな世界だろうと関係なく人間が抱く不変的で普遍的なものであることが多いように思う。違うものの中に同じものを見いだすこと、人間の在り方に触れることが、SFの醍醐味ではないかと個人的には感じる。 『メトセラと~』は、冒頭の「※作者註」を本当にうぶちんのコメントかと思い、序盤の方は本気でそんな技術があるんだ~と信じてしまっていた。危ない。新しい臓器の名称「燦臓」のくだりは上手すぎて腹立つレベルだった。ネーミングセンスが爆発してる。 他の作品は全体的にガチ怪異によるホラーの印象が強く残った。最後にまあこ再登場するの勘弁してほしい。日本語に英語のルビが振ってあると「あ~~~冲方作品を読んでいるな~~~~~」と実感するのであった。「NOWHERE」と「あなたはそこにいますか?」には無反応ではいられない島民です。感想、どんどんまとまりがなくなってゆくな。
  • 2025年5月12日
    こうして誰もいなくなった
    『火村英生に捧げる犯罪』のような短編ミステリ集を予想していたので全然違ってびっくり。表題作はザ・ミステリという感じだったけど、その他の多くは『世にも奇妙な物語』的な趣があった。『まぶしい名前』が一番それっぽく、この本の中でも一番印象に残った。短いながらインパクトのある文章に憧れる。アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』も読んでみたい。
  • 2025年5月11日
    氷菓
    氷菓
    アニメ化とかされてる割に分量少なっと思ったら、タイトルが『氷菓』じゃないだけでシリーズものらしい。そうなんだ。 省エネ、今風に言えばタイパ・コスパ重視な少年が、逆らい難い女たちの圧により探偵然とした振る舞いをしているうちにその生き方をちょっと変えたくなってしまった、みたいな話。なろう系小説ってたぶんこういう主人公を書きたいんだろうな〜と思った。奉太郎、ああいう感じなのに「高校生活といえば薔薇色」という前提で生きてるのオモロカワイイ。 結局古典部って何をする部活なんだっけ?
  • 2025年4月27日
    インシテミル (文春文庫)
    12〜3年ぶりの再読で、ほとんど展開を忘れていたので新鮮に面白かった。インシテミル=淫してみる(度を過ごしたことをしてみる)というタイトルもまたセンスがある。この本以外で「淫する」という言葉に未だ遭遇したことがない気がするし…… 結局犯人が必要とした10億は何にあてがわれたのか(この10億がないと何人もの人が死ぬってどういう状況?)、モニターを雇って得られた結果を何に使うのか、みたいな設定の空白が少々気になったが、自分も二次創作する時に「何らかの理由(※ご想像にお任せします)によってこの状況が発生しています」をよくやるので、まあそういうもんか……と受け止めることにした(一緒にするなと石を投げられそう) 久々に推理小説を読んで、やっぱり自分はこの手の話が好きなんだな〜と再確認。ジャンルも媒体も全然違うけど、漫画『ぼくらの』と同じ種類の入り組み方を感じた。
  • 2025年4月20日
    文庫 銃・病原菌・鉄 下
    文庫 銃・病原菌・鉄 下
    上巻の終わりの方の話がやっと(自分的に)面白くなってきてヨッシャ!!と思ってたら下巻はまた違う方向に行ってしまった。返却期限までに読みきれないと思い延長しようとしたら、次に予約を入れてる人がいて延長できず、後半はほとんど流し読みでなんとか完走。要するに、世界の支配/被支配の関係が逆では発生し得なかったのは、人種の優劣が理由ではなく地理的な要因がめちゃくちゃ大きかったからだ、ということはわかった。今はそれでよしとしよう。
  • 2025年4月20日
    文庫 銃・病原菌・鉄 上
    文庫 銃・病原菌・鉄 上
    これまで読書といえばほとんど小説だったので、そうじゃない本も読んでみようと思い借りてみた。読み慣れてないせいか途中で眠くなったり、内容が頭に入ってこなくて進まなかったりと苦戦。興味のあるトピックに言及され始めたのがページ数で言うと残り1割くらいのところで、人類史って規模がデカすぎる……とくらくらしてしまった。
  • 2025年4月14日
    ボトルネック(新潮文庫)
    タイトルがエグすぎる。ぞわぞわしながらページめくったら解説が始まって「アッエッアッ?」とアホみたいな声が出た。家で良かった。こういう手紙の類の一文や台詞で物語が幕を閉じるの、秀逸って感じで好き。 米澤穂信作品は中学生の頃に『インシテミル』を読んだっきり(それも12〜3年前)で細部は忘れてしまったのだが、じっとりとした後味の悪さがあったことは覚えており、それはこの『ボトルネック』にも通ずるものがある気がした。どこかの紹介文にあった"青春ミステリ"という言葉から想像されるような瑞々しくて眩しい少年少女の姿はなく、舞台となった金沢の天気と相まって終始陰鬱な暗ーい話だったように思う。正直嵯峨野夫妻こそがボトルネックでは……?製造元も生育環境も同じなのにサキとリョウの生まれ持った気質があれほどまでに違うというのは、きょうだいあるあるでもあるし実にグロテスクで穂信こわ……となった。このパターンのパラレルワールドの設定は新鮮だな〜
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