中尊寺と平泉をめぐる

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- 端隅@R_nut2026年9月25日読み終わった旅行前に借りて読む。中尊寺と藤原氏のこと、毛越寺のこと、金色堂と讃衡蔵の展示品などについて解説されている。調査で判明したことと、まだわかっていないことが区別されていて丁寧。 中尊寺には建物がたくさんあるし、周辺の庭園・建物跡も多いので、全体の様子をつかむのにもよい。東北地方への仏教の伝来は蝦夷への侵略と一体であったこと、中尊寺の建立は砂金産出の衰退期にあたることも知ることができてよかった。 実際に行ってみて、これだけの宗教施設を三代にわたってつくるというのは、どれだけの血と汗が……と考えてしまう。また芭蕉の「夏艸や……」の句にならい、全盛期と芭蕉が訪ねた頃の様子を考えると、中尊寺を維持してきた人々はもちろん、世界遺産として現在に至るまで発掘・調査・修復・整備等に関わった幾多の人々にも思いが及ぶ。900年近く前の庭なんて荒れた時代もあっただろうに、今でも見れるのはそれだけですごい。平和な世を願うのは今も昔も同じ……