暗殺者教国

2件の記録
  • Rota
    Rota
    @rota
    2026年9月30日
  • やん
    やん
    @grilledyangyang
    2024年2月12日
    原著は1964年刊行。 暗殺教団が一勢力として確固たる政権を持ち、政治的にも武力的にも強かったとは思わなんだ。 ニザール派の教理発展も特異。 「ムハンマド?最後の預言者じゃないです。イマームが重要です。シャリーアはいらん」は流石に草。 ハサン2世が1164年に「復活の日(キヤーマ)」を宣言、イマームが救世主としてシャリーアを廃棄、信徒は表面的儀礼を免除され、内面的・精神的に信仰を深めるなという方向へ大きく舵を切る。 こんなん、ほぼキリスト教化やんか。ユダヤ教に対するキリスト教の立ち位置やんか。おもろ。 本書はニザール派のアサシン教団の解説と思いきや、モンゴル部将キトブカの話が半分を占めてる。 モンゴル軍が周到な情報戦をしていたのは意外だったし、モンゴルにキリスト教徒いたことにも驚き。 そして、アインジャールートといえば、「バイバルスさんマジパネェ!モンゴルに始めて勝った!歴史の分岐点で運命を変えたぞ!!」くらいの勢いだと思っていたが、モンゴル軍にとってはそれほど重大事なことではなかったかも。 シリア方面司令官のキト・ブカが敗死したが、フラグやイル・ハン国(フレグ・ウルス)が決定的に崩壊した訳ではない。モンゴル帝国全体で見れば、当時の政情変化の方が遥かに関心が高く、国内問題が膨張している時にマムルーク朝が局地戦を制して、結果的にモンゴル軍の西進が停止しただけというか。 FGOのハサン達、誰がハサン二世で誰がムハンマド三世なんだ......
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