雪と人生

6件の記録
湯浮太郎@bathtub2026年3月22日読んでる読みやすい。 寺田寅彦も好きだからもっと早く読めばよかった。 雪を作る話 雪雑記 実験の泥臭い部分の話 永久凍土地帯 マンモスのロシア語源は「土の動物」 古代の支那人がマンモスを土竜科の一種の地中に住む動物と考え、陽の目を見れば立ちどころに死んでしまうと信じていたことが書かれている
ハム@unia2025年7月17日読み終わった中谷宇吉郎は科学者ではあるんだけど、科学の理性を信じつつ、人間という存在の非合理性にも深い理解を持っていた点が見事に描かれていて文章が上手いと定評のある理由がよくわかった。 千里眼事件を扱った話が特に印象に残った。 その前の「語呂の論理」という章でも言ってたように人は理屈うんぬんよりも語呂がいいとか自然に思えるとかで信じてしまう。 千里眼事件はそんな似非科学との向き合い方を問う話で、ただ否定するのではなく科学は人間の営みで感性や文化からも切り離せないというスタンスで柔軟に捉えているところがグッときた。 しかもこの話のおもしろいのは、このエッセイが戦時中の新しい製鉄法に時の首相が惑わされていた話とリンクさせて秀逸なオチがついていること。 もちろん専門の雪にまつわる話もあるし、親近感の湧く科学のようでライトな感覚の話も多くかなり楽しめた。







