ミステリアス・クリスマス 7つの怖い夜ばなし

ミステリアス・クリスマス 7つの怖い夜ばなし
ジリアン・クロス
ジョーン・エイキン
安藤紀子
ロクリン社
2016年10月31日
2件の記録
いちのべ@ichinobe32026年10月4日読み始めたスーザン・プライスの短編目当てで、4つ目まで読む。原本は、クリスマスにゴースト・ストーリーを語り合うという慣習に基づいて作られたらしい。 お目当ての『果たされた約束』を含め、「怖い」だけでなく、「むごい」「かなしい」「厭」などが混じり合うような読後感のお話ばかり(嬉しい)。子どもが主人公の児童文学を大人である自分が読むから、余計にそう感じるのかも。 ジリアン・クロス『スナップドラゴン』は、表題と同名の未知のクリスマスの慣習の話だが、よもつへぐいに通じる印象もあったのが興味深い。
いちのべ@ichinobe32026年10月4日読み終わった読了。 ギャリー・キルワース『狩人の館』に出てくる建物の外観や内部の様子の魅力的なこと!それが魅力的であるからこそ、主人公の命運の残酷さが際立つ。好きな話だった。 最後に配置された、アデル・ジェラス『思い出は炎のなかに』が、幻想的で心温まる内容だったので、読後感が良いのも嬉しい。 一風変わった形で、イギリスにおけるクリスマスの持つ特別感を知ることができる短編集だった。