つながるビルマ、つなげるビルマ
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Sanae@sanaemizushima2026年10月4日読み終わった「ミャンマー、優しい市民はなぜ武器を手にしたのか」も積読しているけど、先にこちらを図書館で借りて読んだ。 Ⅰ部は著者がビルマ留学中のエピソードで楽しく読める。長くビルマを研究してこられた著者のお人柄がのぞく、ほのぼのとした話が多い。 しかし、Ⅱ部からは現在のビルマの状況についてで、雰囲気がガラッと変わる。コロナ禍に起きた軍事クーデターのことを中心に今までのミャンマーが歩んできた歴史、現状について悲しくなる内容。 アウンサンスーチーさんは「義務としての不服従」を唱えており、今回のクーデターでは政治には関心のなかったはずの若い世代も社会的不服従を実践、デモや集会だけではなく、出勤拒否や道路通行止めなどを行ったそうだ。しかし、軍部からの嫌がらせが返ってきて、嫌がらせで済めばいいが、亡くなった人や逮捕されたまま帰ってこない人も多い。市民をビビらせて政治を行うなんて、なんてこと... ミャンマーと香港の民主化運動と題された章があって、著者と香港の専門家との対談が面白かった。似ているところもあれば成り立ちが全然違うところもある。大きなうねりの中で、分断が生まれやすいものだが、なんとか連帯しようとする様子も説明されていて、なるほどなぁと思った。 あとは在日ミャンマー人についても書かれてあった。うちの近所にも若い子が集うミャンマー料理屋さんがあるので、また行きたいと思う。 雑誌に掲載されたものが集まった本なので被るネタもちょこちょこあったが、ミャンマーのことが知れてよかった。








