エンディングドレス (ポプラ文庫 ひ 6-1)

エンディングドレス (ポプラ文庫 ひ 6-1)
エンディングドレス (ポプラ文庫 ひ 6-1)
蛭田亜紗子
ポプラ社
2020年6月4日
1件の記録
  • 大事な存在の喪失が傷になっていて生きている限り各所で思い出したように血を吹く状況で生きていたくないからはじまる物語だった 回復の物語なのだろうけど、回復ってどういう事なんだろうと考えさせられる物語でもあった 喪失から回復するというと現実の重傷のように回復したあとは後遺症残すのみで辛かったことは夢みたいな気がする、というイメージを勝手に持っていたけれど、違うのかもと思った 傷はどのような形であれそこに残り続けるし、血を吹き出す夜も変わらずあるだろうけど他のことで頭が満たされるとその頻度が減るというだけではないのかなあ 面白かった! 服の描写何もわからないけど丁寧で好きだ
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