ぬすまれた月
2件の記録
セレンシア@febrate12026年10月7日読み終わった借りてきた月々突っ込みたいところはあるが、総じてとても良いお話。月の満ち欠けなど理科的なお話を交えながら、ファンタジックにお話が展開していく。しかしこの物語で1番に描かれているのは、人間のエゴだろと思う。月はいつも、ただそこに在るだけ。盗んだり、所有を主張したりするのは、いつだって人間が勝手にやることだ。物語の中でさえ。三日月を竪琴(キタラ?)にして音楽を奏でるという発想がロマンティックで心に残った。素敵すぎる。けれどその女性すらも、自分勝手に月を捨てる。そんな人間のエゴが描かれた物語だとやっぱり思ってしまう。

