
セレンシア
@febrate1
- 2025年4月19日ペネロペ ちきゅうが だいすきひがしかずこ,アン・グットマン,ゲオルグ・ハレンスレーベンコアラ借りてきた読み終わった絵本うっかり屋さんでポジティブなコアラの女の子ペネロペが、今回は地球環境について考えるシリーズ15冊目。今までのお話から少し段階がアップして、環境についてかんがえて考える絵本になっていて少し驚いた。環境に対して子どもたちができることも確かにあるし、考えるのは素敵で立派なことだけれど、考えすぎるて行きすぎた行動もなんだか違うと教えてくれる絵本です。地球が好き、地球に優しくしたいという気持ちがあれば、まずは大きな一歩ではないかと個人的には思います。読了時間約2分。
- 2025年4月18日カヌーはまんいんアーノルド・ローベル,ナサニエル・ベンチリー,三木卓クマ借りてきた読み終わった絵本挿絵がアーノルド・ローベルだったことに惹かれて読んだ絵本です。インディアンの男の子レッド・フォックスと彼の大きなカヌーに纏わるお話です。レッド・フォックス、ひたすら可哀想です。賢いけれど、押しに弱いな。動物たちも自由すぎます。様々な教訓も見え隠れするけれど、純粋に読みながら笑って楽しむくらいがちょうどいいお話だと思います。ローベルの挿絵が最高に可愛くて癒されますが、動物たちのやってること、本当に勝手なんだよな。読了時間約7分。
- 2025年4月18日いつまでもともだち仁科幸子モグラハリネズミ借りてきた読み終わった絵本作者さんの、「ハリネズミと小さなお隣さん」のシリーズが好きだったので、仁科さんの似たような新作が出ていると知り借りてきました。一冊完結の別シリーズではあるものの、色々と考えさせられる素敵な本だった。ビターエンドな結末だったけれど、違う存在である友だちを尊重すること、世界の鮮やかさに感動すること、生まれてきた意味。生命。最後は一寸泣いてしまった。仁科さんのお話は優しい眼差しが好きです。オススメの絵本です。
- 2025年4月16日
- 2025年4月9日雪の日のたんじょう日ヘレン・ケイ,あんどうのりこ,バーバラ・クーニー借りてきた読み終わった絵本時期的にもう雪は降らないのですが、大好きなバーバラ・クーニーの絵本だと知り借りてきました。クーニーの絵は勿論、雪の日の情景を詩情豊かに描いている文章、大雪の日の悲喜交々の誕生日の日の描写の巧みさに非常に引き込まれました。誕生日は特別な日ですから、スティーブンの気持ちは、喜びも悲しみも含めてとても共感できました。雪の日に訪れたクレインさんは、天使が連れてきてくれたお客様かもしれないな、なんて思いながら読みました。雪の日に読みたい名作絵本です。
- 2025年4月6日もりの おへやを しょうかいしますしもかわらゆみ,茂市久美子借りてきた読み終わった絵本講談社森に住むうさぎさんは世話を焼くのが大好き。森の住民たちに様々なお部屋を紹介します。この本で印象的だなと思ったのは、お部屋を紹介して貰った動物たちが皆、うさぎさんにありがとうとお礼を言うことでした。当然のことではあるのだけれど、お礼を言うのはとても大切で、しかもまず言葉にしないとうまく伝わらないものです。だから、感謝の気持ちと言葉を忘れないようにしないとなと思いました。しもかわらさんの絵が可愛らしいけれどとても正確な筆致で森を描いていてそれもとても素敵です。
- 2025年4月5日ごちそう たべに きてくださいしもかわらゆみ,茂市久美子借りてきた読み終わった絵本講談社大好きな茂市久美子さんのお話にしもかわらゆみさんが絵を描いた絵本です。さすが茂市さんだなと思う様な、自然に対する眼差しの的確さと温かさが存分に発揮されていて、読んでいて嬉しくなりました。しもかわらさんの細密なイラストもお話に良くあっていて、素敵なタッグだなと感じます。人に優しくすれば、気持ちや心はいつか巡って返ってくるのでしょう。良い心も悪い心もです。だとしたら、優しい温かい心を持っていたいなと、そう思います。
- 2025年4月5日ふかふかの羽の友だち: ネズミさんとモグラくん3ウォン・ハーバート・イー,Wong Herbert Yee,小野原千鶴ネズミモグラ借りてきた読み終わった児童書小峰書店鳥同じ木に住んでいるネズミさんとモグラくんのほのぼの楽しい日常のお話。2人は鳥の観察に出かけ、最後に本を作ります。 ネズミさんとモグラくんが、互いのことをとてもリスペクトしているのが伝わってきて読んでいてとても柔らかい気持ちになりました。特に色々な出来事の末鳥のような見た目になったお互いのことを、ふかふかの羽の友だちくん、と呼ぶところに深い親愛を感じた。この話の根本にあるのは、違う存在である者たちへの深い尊敬と親愛なのだと感じる。私もこの心を忘れないでいたいなと想いました。
- 2025年4月3日
- 2025年4月3日ささやきの島エミリー・グラヴェット,フランシス・ハーディング,児玉敦子借りてきた読み終わった児童書東京創元社海外ファンタジー挿絵もたっぷりの中編ファンタジー小説。そう、この本は間違いなくファンタジー小説なのだとそう感じた。死者の魂を想わせる灰色の空のようなトーンの幻想的な描写と挿絵が溢れているそんな本だ。生者と死者を繋ぐそんな本だ。この本に描かれるような素敵な死や人生でなくても良いから、人は誰も死ぬ定めなのだし、その時に後悔しないような旅立ちがしたい。短いながら濃厚なファンタジーを感じることができた。オススメの1冊。
- 2025年3月21日小さな男の子の旅エーリヒ・ケストナー,榊直子借りてきた読み終わった児童書「飛ぶ教室」などで著名なドイツの作家ケストナーのごくごく短い掌編を2篇収録した短編集。どちらも少年や少女と母親との関係性を描いたものになっている。ケストナーは少年を書かせたらドイツではヘッセに並ぶと思っているけれど、少女を書くのも良い。彼の子供に対する眼差しは、子供も大人以上に多感に真剣に色々と感じ考え生きているということを尊重してくれていて、読んでいてとても嬉しくなってしまいます。読めてよかった作品です。
- 2025年3月15日カフェ・エルドラド2 チョコルとおしゃべりな魔法のカップこばやしゆかこ借りてきた読み終わった感想国内ファンタジーカフェと紅茶とチョコレートが織りなす国産ファンタジーシリーズ2作目。何て楽しくて、なかなか本格的なファンタジーなんだろう。紅茶をテーマにしたファンタジーって多くはないのでそれだけでもとても嬉しくなってしまった。紅茶というよりはティーカップのファンタジーなのだけれど、それもまた良いです。続きものらしく、続刊が非常に楽しみです。物や人との縁を大切にしたいなと考えさせられました。
- 2025年3月13日眠れない夜のために千早茜,西淑読書日記もらった感想読み始めた今夜はうまく眠れない夜だな、と思って、お友だちから貰ったこの本を読み始めた。眠れない夜に寄す10の短編からなる、夜の香りがしてくる本だ。つまり冷たくて、透明で、やさしくて、湿度がない。夜に香りがついているなら、ラズベリーの香りだろうかとなんとなく思いながら、最初の短編、空洞を読み終え、また明日と言って本を閉じた。あと9日、眠れない夜があっても大丈夫だ。
- 2025年3月12日
- 2025年3月12日カフェ・エルドラド チョコルとチョコレートの魔女こばやしゆかこ借りてきた読み終わった感想図書館で見かけて、好きなテーマの児童書だったので手に取った本でした。見開きに必ず挿絵が入っているすぐ読める楽しいご本で、チョコレートやお菓子が好きな子供や大人なら楽しく読めると思います。呪いは跳ね返るものと言う通説をうまく物語に取り入れていて、お話の展開もうまかった。何よりカフェエルドラドのチョコレートの美味しそうなことと言ったらなく、私も食べてみたくなりました。続刊もあるようなのでそれも読みたいです。
- 2025年3月10日かわいい手芸 秋・冬C・R・Kdesign読み終わった感想2025年のやりたいことの一つに裁縫や手芸、ぬいぐるみ作りがあり、様々な方から裁縫道具を一式ご恵与いただいたこともあり、神慮めでたく裁縫を始めているのですが、いきなりぬいちゃん作るのはハードルが高いので、ブックカバーなど比較的簡単に作れるものや、こう言ったご本を読むことでまずは知見を広める。当然だが手芸には裁縫以外にも色々あり、掲載されている材料はフェルトからラドール(石塑粘土)まで様々で、どれも作ってみたくなる、なかなか本格的でかわいいものばかりで読んでいるだけでも楽しい一冊でした。
- 2025年3月10日保健室には魔女が必要石川宏千花,赤読み終わった感想久しぶりに石川さんのご本を読んだ。この本は連作短編集。160ページ満たない本の中に6つの短いお話が収録されている。タイトルが秀逸だなと思う。読みやすいのに読み応えのある、つまり考えさせられる内容の本だった。何もティーンの子ばかりではなく、大人だって考えてもいいことだと。自分にとって色々と気づきの本になったように感じる。続編もあるようなのでいつか読みたい。
- 2025年3月7日星どろぼう新版アンドレア・ディノト,アーノルド・ローベル読書日記読み終わった感想Xのフォロワーさんに誕生日に貰って、紅茶を飲みながら読むことを約束した絵本。星どろぼうにふさわしい紅茶って何かしら? と思って選んだ紅茶は、ウェストンフレーバーティーのフロストフラワー(ヴァニラとアールグレイとジャスミンの紅茶)でした。この本の中で、星はあたたかい物と表現されているし、挿絵も黒とオレンジと黄色を基調にした温もりあるもの。けれど私は、きっと星って、触ったら凍える花みたいに冷たいんじゃないかしら? と思ったのです。だから、冬の星はあんなにも鮮やかに美しく見えるのだと思ってやみません。優しく、美しいお話でした。オススメ。
- 2025年3月7日
- 2025年3月6日
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