新選組の料理人 (光文社文庫 か 53-5 光文社時代小説文庫)

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ろ@roku18182026年10月15日読み終わった門井さんの『新選組颯爽録』が面白かったので二冊目。 読んでいる場合ではないのに我慢が出来なかった。 架空の隊士の菅沼鉢四郎が主人公で、禁門の変で家が無くなりひょんなことから原田左之助から賄い方として新選組に雇われる話。 『新選組颯爽録』の近藤や土方と似ているので同じ世界観と思って良さそう。数ある新選組小説の中でも今のところ一番理想に近いので嬉しい。 『颯爽録』ではほぼ出なかった原田や斎藤が描かれていて、これまたパブリックイメージと近いようなそうでないようなかんじで良い。 料理がメインの話ではなく新選組周りや原田の話が多いが、タイトルから期待してしまう部分もあり、せめて豚肉を食べていたという有名な説も入れて欲しかった。終わりが切ないため、本編で所々にあった温かい部分を読後に求めてしまうのかもしれない。