時が滲む朝 (文春文庫)

時が滲む朝 (文春文庫)
時が滲む朝 (文春文庫)
楊逸
文藝春秋
2011年2月10日
6件の記録
  • 母語が非日本語の方が書いた小説による初の芥川賞作品。優秀な大学へ進んだ2人がその後学生運動に参加し、天安門事件を経て互いにそれぞれの人生を歩んでいくという内容。現代版魯迅のような革命に燃える若き魂と現実の庶民の厳しい暮らしが垣間見える描写が素晴らしかった 頭脳明晰なこともあり若くて全能感に溢れ愛する母国のために思想強く動いていく人々が天安門事件で大きく失望した後やがて各々の人生を歩むにつれて自分の幸せとはと身近なところへ視点がミクロになっていく様がなんともリアルで面白い。 プリキュアの主題歌にもあるけれど、結局周りの幸せを願うだけなのよ本当の願いは。地球のためみんなのためそれもいいけど忘れちゃいけないことあるんじゃないの。
  • 溌剌
    @hats_rats
    2026年3月17日
    ここ数週間の世界の様子を見て、初めてデモに行こうと思っている。 民主化運動のあと、目的を達成できなかった人のことを想像したこともなかったので気になって読み始めた。 特に後半は展開も描写も粗く、期待していたほどではなかったので中国の民主化運動について、もっと細かく知りたいと思った。
  • あさみ
    あさみ
    @asami0105
    2025年10月18日
  • 中国の民主化運動をテーマにしている。 テーマは青春と闘争、そして、ふるさと。 運動に関わった人ー彼らは、数年後、それぞれ違う人生を歩み始めた。その時、主人公の浩遠は何を選ぶ? 濁されてストーリーは閉じられる。 自分が愛する者、こと、ふるさと。それらを大事にすることが、ある意味で国を愛することなんだな、と思った。 素朴な、だが、偶発的な熱を宿した登場人物たちが魅力的でした
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