ルー・アンドレーアス=ザロメ 自分を駆け抜けていった女

ルー・アンドレーアス=ザロメ 自分を駆け抜けていった女
ルー・アンドレーアス=ザロメ 自分を駆け抜けていった女
Linde Salber
向井みなえ
アルク出版企画
2015年4月21日
1件の記録
  • 蛸足配線
    @nekoai30
    2026年1月22日
    少女の頃より死の間際まで、さまざまな人々の間を渡り歩き、真理を希求し続けたルー・ザロメ。誇張と脚色で形成されたファム・ファタル像ではない、ひとりの人間としてのルーの生涯を追った評伝だった。自己の精神への関心を保ちながらも内面世界にとどまることなく、常に他者との交流を通じて思想を深めようとする彼女から、ニーチェもリルケもフロイトも高度なインスピレーションを得たのだろう。しかし彼女の人生の主役はあくまで彼女自身である。どうしても男性との関係からその存在を語られがちなルーだが、美学や哲学を自らの手で形作る主体性と強固な意志の力があってこそ、名だたる思想家、詩人たちとの類いまれなる関係が成立した。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved