蛸足配線
@nekoai30
- 2025年8月21日猫にGPSをつけてみた高橋のら気になる欲しい
- 2025年8月11日天使の食べものを求めてCaroline ELIACHEFF,Ginette RAIMBAULT,佐藤鋭二,加藤敏,向井雅明,松本卓也気になる欲しい
- 2025年8月8日一緒にごはんをたべるだけ(1)大町テラス気になる
- 2025年8月8日夜露死苦現代詩都築響一買った
- 2025年8月8日娼婦の本棚鈴木涼美買った
- 2025年8月8日ヒトはなぜ恋に落ちるのかロビン・ダンバー,吉嶺英美気になる
- 2025年8月7日
- 2025年8月6日いのちは輝く松永正訓買った
- 2025年8月4日いのちは輝く松永正訓気になる
- 2025年7月19日星と星座をみつけよう森雅之再読したお気に入りネイビー・オレンジのレトロな色使いで描かれたイラストが愛らしい星座の絵本。帰り道で夏の大三角を見上げていたときにふと思い出して帰宅後に開いた。街で見かける子どもたちはもう夏休みらしい。星のよく見える山や海に出かける家庭もあるのだろう。
- 2025年7月13日ヒカリ文集松浦理英子読み終わった再読した@ 自宅「とてつもなく魅力的な偽物の恋人」は、自身が偽物であることを隠せない不完全さ・脆さのゆえに逆説的に完璧な存在として他者を魅了する。多少現実的に考えると、他人の心のうちを過剰に窺うヒカリのような人は、劇団の中では屈折した部分の少ない優也ときっと相性がよく、交際する上で双方のストレスが少ないのでは?と思う。しかし、そもそも恋愛感情がおそらく希薄で、奉仕としての恋ばかり繰り返すヒカリという人物は、恋愛という形式の外で過ごすのが本当は適切かもしれない。
- 2025年7月1日まんが 子どものいない私たちの生き方くどうみやこ,森下えみこ気になる
- 2025年6月24日来世ではちゃんとします 14いつまちゃん読み終わった買った恋愛するのも性欲漏れるのも人権だし まったく羨ましくはないし 私は経験しなくていいし ただ… 恋愛を諦めてるだけで感じるこの疎外感 一生味わい続けると思うと なんだか人生きっついなぁ(P20) アセクシャルの梅ちゃんの苦悩が胸にずんと重い。多くの人が欲しがるとされているものを欲しがれないのは苦しい。
- 2025年6月17日アホウドリの迷信 現代英語圏異色短篇コレクション岸本佐知子,柴田元幸部分的に読んだ@ 自宅アガタは私に受話器を渡した。何も聞こえなかった。むしろ何かに聞かれているみたいな気がした。プラスチックのうしろに、震える肉があるみたいな感じだった。(P120) 『アガタの機械』を読んだ。老いた不衛生な肉体には醜悪なリアリティがある。美しいものには現実味がない。吐き気を催すような醜い幻は、夢と現の境を曖昧にする。理性的思考と肉体的感覚とが汚物のように混じり合い、狂い迸り喚き散らす。
- 2025年6月16日
- 2025年6月13日
- 2025年6月10日婚約倉橋由美子読んでる愛しあうためにはある種の才能が必要だ……Lにとっては、それは想像力なのではなく、むしろ乏しい通俗的な想像力に肉体による精妙な表現を与えることでなければならなかった。(P22) 『鷲になった少年』を読んだ。1960年代の空気が色濃い、エロティックな短編。観念的なエロスがまばゆく目が眩むようだが、それらすべてを踏みにじるかのように、肉の交わりは常に具体的で物理的だ。「変身」「少年」などのモチーフがギリシャ神話を想起させる。主人公が自身をアフロディテに、少年をアドニスに喩える一節にも同様のイメージがうかがえる。「生贄の肉」として捧げられるLの肉体にも。
- 2025年6月9日め生える高瀬隼子読み終わったはげであったことがいつまでも自分を孤独にしている、と何度も新鮮な気持ちで悲しむ。悲しみが募ってたまらなくなった日は、一人きりの部屋で髪が一番美しく見える角度でライトを当てて、鏡の前に座り、美しい黒髪にうっとりとくしを通した。(P123) コンプレックスの原因が解消されたとて、根に染み付いた卑屈さや疎外感までは帳消しにならない。不意に傷が痛む。自分の欲しいものを持つ友人は、自分の持ちものを欲しがっている。互いに屈折した感情を抱えていても、どうしてなのか、やはりずっと友達で居たいと思う。
- 2025年6月9日ヴァージニア倉橋由美子読み終わった『長い夢路』に一度だけ登場する「プラトニックで猥褻な関係」というフレーズが強烈。主題とはやや外れたところで発せられた台詞だが、読み終えてみると本作の本質にかなり近い観念であるように思う。続く『霊魂』はまさに「プラトニックで猥褻な」小説だった。表題作『ヴァージニア』は芸術論として面白く読める。白い蜘蛛のイメージが官能的。
- 2025年6月4日
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