恋する虜
2件の記録
みすてぃ@misty8823112026年3月16日読み終わったフランス文学書影も素敵なので絶対アップデートしてください。 ジュネの集大成。まだ自分には早い気もした。彼の数奇で色んな著作を味わってから…なぜジュネの作品は異彩を放ちそのほとんどが難解なのか。彼の目も眩むようなレトリックにばかり理由を求めていたが、ジュネの世界を見つめる眼差し、ジュネと世界-イマージュとの孤立的な関係が、そのまま複雑な世界だからだ。彼は自身が作り上げた堅牢で絢爛な建築物のようなイマージュと対峙する。しかし、当のイマージュ自身は「世界」の真実の姿をつねにすでに過ぎ去っていることを彼は誰よりも自覚している。 結局、書き続けることを運命づけられていたのだろう。犯罪者ジュネでもない、同性愛者ジュネでもない、エクリチュールの人・ジュネだったのだ。
