

みすてぃ
@misty882311
- 2026年7月8日
神様 (中公文庫)川上弘美読み終わった日本文学本当に凄かったし心を揺さぶられた。小説家を志していたときに読んでいたら自分の筆を折っていたかもしれない。まったく難しい書き方をせずにここまで異界と人間世界を融合させたかのような世界観を醸し出せるのはすごい。 - 2026年7月2日
- 2026年6月29日
- 2026年6月29日
逆光(上)トマス・ピンチョン,Thomas Pynchon,木原善彦読み終わったアメリカ文学相変わらず、である。スチームパンク、と思えば近未来SF、雑学、物理学、現代数学、陰謀論、宗教、エロ、なんでもあり。犬が可愛い。 - 2026年6月26日
三角みづ紀詩集 (現代詩文庫)三角みづ紀読み終わった詩集三角さんの半生を辿っているかのような詩の並びだった。一貫しているものもあるようで、移ろう感性や周囲の状況もあるようで。きっと、詩と切り離せない人なんだろうなとぼんやり思った。作風は前衛的すぎず、意外に正統派だとも感じた。書いたらこうなったという自然さが伺える。天性の詩人なのだろう。 - 2026年6月26日
トマス・ピンチョン全小説 重力の虹[下]トマス・ピンチョン,佐藤良明読み終わったアメリカ文学1970年代の作品である。信じられない。この書き方はピンチョンもおそらく再現が難しかったろう。今読んでいる『逆光』はここまで難しくない。 (無)重力ゾーンでは時空が歪んでいるから時系列がめちゃくちゃみたいな設定はズルすぎるだろと思った笑 主人公のタイタン・スロースロップは自由に歩行し、自由に勃起する。本当に何でもアリの世界だ。書き手の博識は、全てこのでたらめな究極の小説世界に注がれる。わけわからんがとにかくすごいと思わされる迫真作である。 - 2026年5月25日
- 2026年5月20日
トマス・ピンチョン全小説 重力の虹[上]トマス・ピンチョン,Thomas Pynchon,佐藤良明読み終わったアメリカ文学 - 2026年5月12日
影との戦いルース・ロビンス,アーシュラ・K.ル=グウィン,アーシュラ・K.ル=グウィン,Ursula K.Le Guin,清水真砂子読み終わった面白い。ただのファンタジー文学とは定義できない。ハイファンタジー、ローファンタジーのジャンル文学を生み出した源流であり、さすがに本物とはこうも格式高いのかと脱帽。日本語訳も素晴らしい。ル・グィンとはすこぶる相性がいいみたいだ(『闇の左手』『風の十二方位』が大好き)。 宮崎駿は深く影響を受けたんだろう。『影の戦い』自体は1969年発刊。 - 2026年5月7日
- 2026年5月4日
日本文学盛衰史高橋源一郎読み終わったこれ以上にないメタフィクション。これを日本の現代文学の真骨頂と言わずに他になにがあるだろうか。唯一無二の作風でありながら、後続するブンガクの大きな可能性を開いているとも思った。僕たちが「安易」な文学形式と精神を拒みたいとき、批判的であれ参照するのはいつも古典なのだなと思った。旧き死者の声に耳を傾け、新しいものをわずかに掬い取る。それしか今できることはない。 - 2026年5月2日
- 2026年4月28日
こゑは消えるのに佐藤文香読み終わった『アメリカ句集』ということで、英字や当て字(?)も含んだ大胆な句が光る。句集を読み慣れていないのでこんなに自由でいいのか(575じゃないのもたくさんある)と少々戸惑った。 - 2026年4月27日
流体に溶けただれかの音楽湖中千絵読み終わった - 2026年4月24日
- 2026年4月15日
未明の闘争保坂和志読み終わったよく読み切ったと思う(が、本当に体力・気力がどうにかなりそうだったので、ラスト30頁はかなり適当に)。ここまでいったら「小説」ではなくなると思う。小説の限界、臨界を示したという点で偉大かもしれない。しかし、『カンバセーション・ピース』までだろう。『未明の闘争』はその先にいこうとしながら、派手に失敗している。自由でいいな、とは思う。 - 2026年4月10日
- 2026年4月4日
江古田文学119号江古田文学会読み終わった江古田文学賞の佳作(本賞は「該当作なし」)となった緒方水花里氏の「キリストおじさんと僕」という感動的な小説を読むために購入。奇を衒わないシンプルな「感動系」で、しかもその感動は決して誇張されたものではなく自ずと読者の心に滲み出てくるものなので、野暮ったさがない。強迫症の描写がとにかくすごい。(“出来事“前)→(出来事の最中)→(出来事後)という非常に感銘な構造がかえって清い。 この方は普段(?)は現代詩を書かれているのだが、「キリストおじさんと僕」ではそれが小説(散文)であることの必然性をしっかり獲得している。「感動」的な物語は読者の心に宿り続ける、読者の心に遺るからこそ文学は死なないのである。 - 2026年4月4日
- 2026年4月4日
旋律になる前 の紫衣読み終わったかなりハイレベルな詩(集)だと思う。現代詩を読み慣れていないと面食らうかもしれない。現代詩過激親和派なので、個人的にこの高邁な構成や言葉遣いのセンス・美学に敬意を評したい。 散文と行分けの混在。漢字とひらがなの使い分け。めちゃくちゃ難しい単語が使われているわけでもないから、注意深く読めば、単一の詩集として放たれる茫洋とした世界観が受け取り側が認識できるイメージとして浮かび上がってくる。しかしそれはやはり「茫洋」としたままであり、明示するのは難しい。朝吹亮二氏が指摘するように書き手の紫衣氏は「旋律になる前の」言葉の、発話の、人間という存在のoriginを探し求めているのだから。
読み込み中...
