セックスなんてこわくない: 快楽のための7つのレッスン

セックスなんてこわくない: 快楽のための7つのレッスン
セックスなんてこわくない: 快楽のための7つのレッスン
田崎英明
河出書房新社
1993年7月1日
1件の記録
  • 川
    @river1216
    2025年5月20日
    再読。 「自分の身体を使いこなすという時に、蓄積とか機能とか、そういったことに配慮するのではなしに、ある種の他者への捧げものとして自分の体を使いこなしていく。それが、もしかすると一つのダンディズムといったものの意味かもしれませんし、人生の作品化、そしてゲイ・コミュニティが追求した複数性、相手とかやり方の複数性で、しかもそれが文化的洗練になっている、単に快楽に弱いとか欲望が激しいとかでいっぱいやっちゃうというのではなくて、一つのまさしく形式的な洗練を伴っている。そういう意味では、主体の、お前は誰だ、おまえはちゃんと自分の能力とか自分の生産性を気づかっているかという、そういう生かす権力に対抗するのは快楽のマニエリスムなのかもしれない。快楽のマニエリストとして自分の身体を使いこなすというのが、一つの可能性なのかもしれません。」
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