ヴァージニア

ヴァージニア
ヴァージニア
倉橋由美子
新潮社
1983年5月1日
1件の記録
  • 蛸足配線
    @nekoai30
    2025年6月9日
    『長い夢路』に一度だけ登場する「プラトニックで猥褻な関係」というフレーズが強烈。主題とはやや外れたところで発せられた台詞だが、読み終えてみると本作の本質にかなり近い観念であるように思う。続く『霊魂』はまさに「プラトニックで猥褻な」小説だった。表題作『ヴァージニア』は芸術論として面白く読める。白い蜘蛛のイメージが官能的。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved