うちの父が運転をやめません

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- 読書日和@miou-books2025年5月24日読み終わったタイトルを見て気になってしまって。 高齢ドライバーによる事故のニュースを耳にし、主人公は田舎に住む78歳の父親に免許返納の説得を試みるのだが・・ もうこのあらすじ見ただけでも、全然ひとごとじゃない! 読み始めてすぐは、田舎の現実・・バスは減便(もしくは廃線)されるし、車は生命線。 この本ではその辺どうなの?と読み進め。読み始めは身に覚えのある話が続いて、ちょっと辛い・・。主人公の配慮の至らなさにもイライラ。通販にウィークリーマンション、あー、そうじゃないよー!でも自分がその立場になったら、何ができるんだ?何もできないんじゃ、と完全に引き込まれちゃう。どっぷり浸かりながらも、最終的には励まされてしまうお話。いつかいつか、と思って先延ばししていること、我慢して過ごしている事、後悔しないようにやらなくちゃ。 高齢者ドライバーへの注意事項、メモして広めよう。 こころに残った言葉、 誰もがいつか高齢者になることを、みんなが気づくべきだってことなんだ。 あー、今日も良い本が読めた!