Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
読書日和
読書日和
@miou-books
  • 2025年10月9日
    「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか
    働いているとなぜ本が読めなくなるのかで三宅さんの視点、視座が気になって新刊出たのでついつい。積読を横目に。 「とっさに言葉が出てこない」「アイスブレイク的な雑談が苦手」「飲み会で昔の話ばかりする大人になりたくない」......はいはい、それ全部てはまります!と思いながら読み始める。最初に出てくる千夜一夜物語、そうね。確かにシェヘラザードは話も上手いし、引っ張るのも上手いよ。こうなりたいよ。 話が上手い人とは、インプットした内容を、面白く語ることができること。 ①話を仕込む ②話を解釈する ③話す時に②を使う というプロセスをたくさん踏む。そのためにはどうやって読んでどう語っていくか、、のテクニックを解説。 具体例を出してくれるのだけど、好みが合わないのかほぼ読んだり見ていないドラマだったりで、そこまでのめり込めずだけど、先送りにしているバリ山行、水車小屋のネネは早めに読もうと思った。 あとがき、よかったなあ。そうそう、他人の話もっと耳を傾けて聞くのは大切だよなぁ、、と、平家物語の琵琶法師版を聴きながら記録。
  • 2025年10月7日
    元気じゃないけど、悪くない
  • 2025年10月6日
    深呼吸の必要
    長田弘さんの詩集。2018年に出版されているのに、図書館で順番待ちしてやっと回ってきた。それだけたくさんの方に必要とされていて、待っている人のいる詩集。 私はこの中では「童話」が一番心に残りました。 最後に紹介される詩、「贈りもの」は今並行して読んでいるチェーホフについて触れられていて驚き。 "人生はいったい苦悩に値するものだろうかと言ったチェーホフ。大事なのは、自分は何者なのかではなく、何者でないかだ。急がないこと。手をつかって仕事をすること。そして、日々のたのしみを、一本の自分の木と共にすること。" 巻末の小川洋子さんの言葉も素敵。 "この本をめくることは、遠い記憶を一つ一つ団栗のように拾い集めながら、木陰に満ちる沈黙と対話するのに等しい。” 美しい言葉、優しいけれどハッとする言葉をたくさん自分の中に落とし込みたい。
  • 2025年10月6日
    ときどき旅に出るカフェ
    瑛子が近所で見つけたカフェ・ルーズという小さな喫茶店。 そこはかっての同僚、葛井円の切り盛りするお店だった。 毎月1-8日はカフェはお休み。その間に海外旅行などで新しく取り入れたメニューを取り入れていく、素敵なお店。日常のちょっとした事件や出来事を、異国の食べ物に絡めて解決していく物語。 瑛子と同級生の語りはめちゃめちゃ自分ごととして響くし、円の凛とした姿も素敵。ふんわりしてそうなのに、自分とは違う視点を持っていたり、情報掴んでいたりと、ギャップ萌えです。面白くて一気に読んでしまいました。 これを読んで、まずはロシア風のチーズケーキ、ツップクーヘン食べに行きたいし、カフェ・グルマンも気になる! 昨日初めて会った方に、アラブ風チーズケーキクナーファをオススメされたばかりなのに、行かなきゃリストが積み上がります。 今回、選書サービスを利用してこの本に出会いました。 積読も溜まってるのに大丈夫かと自分に突っ込みしつつも、利用して良かった!良い体験できた記念。
  • 2025年10月6日
    天使も踏むを畏れるところ 上
    上下2巻で約1,100ページもある大作に手を出してしまった! でもリズムが掴めると、どんどん先に読めてしまう。今のところ上巻が読み終わり(図書館順番待ちするも、待ち切れずに購入)、下巻はもうすぐ図書館の順番が回ってくるのでウキウキ。 昭和天皇の時代の皇居のお話。敗戦から15年、戦後日本の象徴天皇に相応しい「新宮殿」の造営を、という一大プロジエクト。この事業に挑む建築家、村井俊輔と彼を支える人、立ちはだかる壁。読んでいてここに出てくる登場人物たちの発言はどこまで史実に基づくのだろうか(全部違ったりして、とか)と想像したり、プロジェクトをめぐる息の詰まる人間関係に読んでるこちらも苦しかったり。 あー、続きが気になるので下巻楽しみに待ちます!
  • 2025年10月3日
    美味の異国飯 : 1 (アクションコミックス)
    この漫画に出てくるお店、東京に実在してるので読みながらチェックチェック。 ミャンマー料理とブータン料理は未知の世界。ブータンと近いチベット料理とも違うのかなあ?唐辛子は共通するけど、気になる...。 読み終わってすっかり南インド気分になり、ランチに南インド料理行ってきましたw
  • 2025年10月1日
    50歳の棚卸し
    50歳の棚卸し
    50歳を迎えたフリーアナウンサー・住吉美紀さんのエッセイ集。 「50歳ってもっと大人だと思ってた」分かる、、40歳になった時に自分の仕上がり具合に愕然とした。40歳ってもっと大人でブレない自分になれると思ってたのに...! 5つの章で、ライフワーク、恋愛、結婚、子のない人生、家族...を棚卸していく。 海外育ち・大手勤務・華やかな経歴の裏にある「満たされなさ」。 元カレからの"人生最大の仕打ち"や、婚活での「元カレ行脚」まで赤裸々に書かれていて、かっこ悪さも笑いに変える自然体が素敵。 徹底した「トライアンドエラー」の姿勢に元気をもらえる一冊。 私も自分の棚卸、したい。いやー、怖い。
  • 2025年10月1日
    シベリア鉄道 三度目の正直
    1982年、2000年、2016年——3度にわたるシベリア横断の旅の記録。 時間軸に沿った旅行記ではなく、区間ごとに過去を振り返りながら描かれる「シベリア鉄道思い出総集編」。 旅先での出会いが次の旅や帰国後のつながりに発展していくのがすごい。 ソビエト時代に出会った人の家に泊めてもらうなんて、自分では絶対できない体験を文章で追体験できました。 読んでいて「なんで学生時代にシベリア鉄道乗らなかったんだろう…!」と悔しくなる。 「景色変わらないからつまらないよ」と聞いて諦めてしまった自分、ばかばか。笑 北京→ウランバートルならまだチャレンジできるかな。
  • 2025年9月25日
    歪んだ波紋
    歪んだ波紋
    「誤報」にまつわる5つの物語。 「黒い依頼」一一誤報と虚報 「共犯者」一一誤報と時効 「ゼロの影」一一誤報と沈黙 「Dの微笑」一一誤報と娯楽 「歪んだ波紋」一一誤報と権力 鈴木保奈美さんの本に纏わる番組で紹介されていて気になって、図書館で借りてきました。 5つ別々の誤報(捏造もあり)に関する短編かと思いきや、登場人物があとでそれぞれ繋がる長編。 どこで切り取るか、どの視点で見るのかで情報って意味が変わってくる。普段接している情報も、悪意を持った捏造、悪意はないけどいつのまにか虚報となってしまった情報が入り混じっている。新聞は他のメディアより公平、正確と思い込んでいる自分と、やっぱり情報に踊らされているかも?って読み終わった今、ニュースを目にする際に自信がない。怖い。 最後のお話、え?ここ乗っちゃうの?って突っ込みたい気持ちと、とくダネ出したい記者の焦りと、虚栄心?と、いやいやいや、ってツッコミで一人ジタバタ。今も悶々としつつ、「浅瀬に留まるな」。
  • 2025年9月23日
    社畜! 修羅コーサク(1) (ヤングマガジンコミックス)
    福岡の同僚にすすめられて。 振り切ってる感じが清々しくて、私は好きですが 読む人によってはドン引きなのでおすすめはしません。笑。
  • 2025年9月23日
    漢方小説
    漢方小説
    季節の変わり目につい気になっちゃう漢方、薬膳。 にしても、出てくる人たち病みすぎです!
  • 2025年9月23日
    9つの人生 現代インドの聖なるものを求めて
    9つの人生 現代インドの聖なるものを求めて
    現代インドに生きる9人の人々の物語。 尼僧の話、カンヌールの踊り手(祭りの間だけ、最下層の人間が神になる憑依芸能)、エッランマの娘(売春で生計を立てている)、修行僧、吟遊詩人、踊り子、寺院の守り手ーー。 一人ひとりの声を通して、インドという国の多様な宗教と文化が立ち上がってきます。 まるで小説のようなお話なのに、全部ノンフィクションというところがまた、インドの奥深さ。。 この本で特に心に残ったのは、叙事詩の話。 かっては馬の美しさを詠えば皆が共感し、四夜も五夜も、人々は物語に耳を傾けて過ごした。 けれど今は家畜を飼う人も少なく、共感は得られず、夜通し聞く余裕のある人もいない。 便利になった時代に、同時に失われていった豊かさを思わされました。 もうひとつ印象深かったのは、かってチベットに暮らしていた僧が語った夏のカム地方のダクパ、その谷の美しさ。 知らない土地だし、もう見る事はできないだろうけど、そして彼も故郷に帰れないからグッとくる。 バウル行者という存在も初めて知りました。 いろいろなご縁があって、訳者の方がこの本を訳して、今自分の手元に来たんだという、そんなご縁を思いを馳せています。
  • 2025年9月23日
    城南旧事ー北京の思い出ー
    城南旧事ー北京の思い出ー
    100年前の北京で過ごした少女・英子(インズ)の思い出を描いた自伝的小説。 台湾から北京へ引っ越したばかりの頃のお話から、父を亡くし、急に大人にならざるをえなかった英子の日々そして成長の物語。 物語の最初の頃の英子は好奇心いっぱい。子供らしさ溢れていて、急に転がり込んできた色っぽいお姉さんにはちょっと女の子っぽい仕掛けをしたり、乳母であるソンマの物語。都市と田舎の差ってこの頃からあったのかな。。そして爽竹桃の花を髪に刺して迎えた卒業式、お父さんを亡くして急に大人になっていく。激動の時代だったろうし、どのお話も最後に少し哀しみが。でも読んでいて北京の古い街並みと季節毎の景色がありありと目に浮かんできて、豊かな時間を過ごせました。北京という街の記憶とともに、読む人の心にも懐かしい余韻を残してくれます。 そうそう、北京土産といえば馿打でしょ!だけど、材料全く知らなかった!餅米ときな粉だと思ってたじという発見が。 心に残ったフレーズ 「お父さんの花が散った。私はもう子供ではない」 「人生難得是歡聚、惟有別離多」 林海音さんの作品、もっと読みたい。日本語訳のでていない本、買っちゃうか、うーん、でも積読本見ると躊躇いが....。
  • 2025年9月23日
    女たちの太平洋戦争
    「十五歳の手記募ります」 太平洋戦争勃発から50年、朝日新聞の読者投稿欄で女性の戦争体験記の募集が始まり、4千におよぶ手記が集まった。 読み終わったけれど、気軽に感想書けない。。 この気持ちを忘れず、抱えていく。
  • 2025年9月20日
    ルバイヤート
    ルバイヤート
    まだやってる、ルバイヤート翻訳者別読み比べ第3冊目。 この前に読んだ岡田恵美子さんの翻訳、解説がすごく良くてある程度知識や背景が頭に入っているので読みやすかった。 解説で言語にそった音の説明があって、ふむふむ、こんなリズムで読んでいるのかな?と。こうなるとペルシア語の朗読を聴いてみたい(YouTube検索中)。小川先生は、元の詩が口語に近いので訳も即したとあったけれど、いや、十分文語でしょう、と。これが昭和24年と和の今のギャップ? 実はもう一冊、他の訳本を持っているので、それを読んだらルバイヤートはいったん休憩。
  • 2025年9月20日
    十字路
    十字路
    シリーズものとのこと。私にとっては初めまして。 まぁまぁ救われないというか、嫌~な結末なんだけど、汚い大人になってしまったようで、かなり早い段階でオチと展開が読めてしまった。。たまにはこういう日もある、と記録。
  • 2025年9月20日
    白い紙/サラム
    白い紙/サラム
    イランの出身の著者が日本語で書いた書籍。 『白い紙』と『サラム』の二本立て。 「白い紙」は、イランイラク戦争時代のイランが舞台。 主人公はテヘランから引っ越してきた女の子でまだまだ子ども、だけど物語後半で急に大人というか、なんというかにならないといけない。ネタバレになってしまうので細かく書けないけれど、そうきたかぁ、、と最後に静かな悲しみが。 一方「サラム」は今日の日本が舞台。アフガニスタン難民の少女レイラの難民申請を巡る、弁護士、主人公(通訳)、レイラのその周りの方々。忘れがちだけど、アフガニスタンは主に四つの民族の方が住んでいる。パシュトン、タジク、ウズベク、ハザラ。 レイラが母から教えられた言葉が印象的です。一一人生でどんなことがあっても「サラム」と言いなさい。それは避けられない運命を受け入れ、前を向いて生きていくための姿勢なのだと。 過酷すぎる背景で、自分が同じことを言えるかと問われると頭を抱えてしまいます..。 戦争、それに伴う移民にまつわる2つの物語。前半は空白や喪失、後半は喪失だけでなく受容、いや、やっぱりいたたまれなさか。 サラムにも出てきたハーフェズ、やっぱり読みたい。 ちょうど良い翻訳本を探したいが、読む人の解釈によるところも大きいとなると、翻訳本探すのも大変そう。。
  • 2025年9月18日
    一冊でわかるイラン史
  • 2025年9月18日
    怒らないこと
    怒らないこと
    怒りには、大きく分けて2種類ある。 一つは自分自身に満足できない事で生まれる怒り。自分を否定的に見ると、それが強烈な怒りに変わる。「落ち込む」ことはすなわち怒り。 もう一つの怒りは、自分自身の希望が叶わないために生まれる怒り(誰かに期待したりする事でおきる)。 怒りは自分を焼き尽くす「火」 怒りには何かを破壊する力があるが、何よりも先に破壊されてしまうのが自分。怒りが生まれた瞬間に、からだには猛毒が入ってしまう。たとえわずかでも、怒るのはからだに良くないとしっかり覚えておく。 怒りの鎮め方、手放し方も載っていてオススメです。
  • 2025年9月18日
    ロスジェネのすべてー格差、貧困、「戦争論」
    ロスジェネのすべてー格差、貧困、「戦争論」
読み込み中...