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読書日和
読書日和
@miou-books
  • 2025年11月19日
    いそがしいのに豊かな人のずるい習慣88 -ていねいな暮らしはできないけれどー
    表紙と帯の情報量!これって私のこと、、?と手に取る。 めんどくさがり&おおざっぱな性格なので「ていねいな暮らし」は憧れるけど1日で挫折しちゃう・・・ 仕事、趣味、家事、お付き合い、やりたいことやらなくちゃいけないことはたくさんあって、毎日が毎週があっという間。 一度立ち止まって自分の内側との対話はしたいけど、とにかく慌ただしい。ちょっとずつライフハックだったり、何かしら手を付けているけれど、もっとうまくできないかなぁ、、なんて思って読んでみた。 あ、これ私もやってる、うれしい~!なコツだったり、これはやってみよう、と思ったりと楽しくあっという間に読んでしまいました。 どれもこれも、手軽に始められそうな内容で、なんかちょっと気持ちよい!うまくいってる感じがする!となれておススメです。 ■■自分向けのメモ■■ *朝日と夕日に感謝 *“いまの自分”に集中、10分瞑想 *『易経』がくれる"洞察力"、"つながり力"、"稼ぎ力" *日常の中で絶えず『初めての事』をしていく、小さなことでいいので *友人を訪ねる一人旅 *1日10分だけでも『一人会議』する→ジャーナリング *精油アロマスプレーを作る *「SNS=ずるい時間泥棒」と心得て、いいところ取りで付き合う *朝と夜、布団の中で感謝する *やりたいことは言ってみるもんだ *「イライラする人」を嫌いにならない  好きにならなくても嫌いにならない、敵意を持たなければ、それは悪いことにはならないはず *「好き」の解像度を上げる *「美学」に反することをしない
  • 2025年11月18日
    不揃いな家族
    不揃いな家族
    新聞の書評に紹介されていて、図書館で借りてきました。 1965年、幼いフラニーの洗礼式で出会った彼女の母ビヴァリーとアルバート。それぞれの伴侶と別れ、二つの家族は一つになった。 二人の母と、二人の父、そして夏季休暇の間だけは一緒に過ごす六人の子供たち。アルバートの子供たちは夏の間だけ父のもとに送られ、ビヴァリーの娘たちは2週間だけアメリカの東海岸と西海岸に離れた父のものとで過ごす。血のつながりのない、思いがけず形成された家族。 最初は登場人物の多さと、男に搾取されるフラニーにちょっと嫌気がさしつつ、後半にかけて話の展開が気になって最後は一気読み。 緩いつながりのこの家族たちは、一人の死をきっかけに綻び、それぞれの家の末っ子がきっかけでまた繋がりを少しずつ取り戻す。末っ子たちの名前はそれぞれ自分の父親の名前を受け継いでいる、といった共通点もあり、この二家族の50年に渡る歴史がつづられる。 洗礼式のパーティーで始まる物語が、再びパーティーで幕を閉じる。フラニーは会場を抜け出し、義理の父親アルバートに会いに行く。 家族ってなんだろうなぁ、と考えつつ。人物相関図のようなものがあると、もっと早く入り込めたなぁと思った。
  • 2025年11月18日
    台湾美人式 おまもり漢方習慣
    台湾行きの前に詰め込み学習。 コンビニに売ってるあのドリンクにはこんな効果があったのか!これは買わねばとメモメモ。 タイトルに「美人式」とあるように、女性の不調やふとした疲れなど、台湾で手軽に試せるお茶や中薬のご紹介。ちょこっとグルメも。 個人的なメモ 体の中の水の巡り、調整には小豆。紅豆紅棗湯 小豆汁 肩こりなどに嶺南萬應止痛膏 便秘も下痢も「脾」が弱っていることが原因、仙草、杏仁 むくみには紅豆薏仁湯、緑豆薏仁湯 一番気になるのは人蔘紅茶 台北にいる時間が短いけど、いろいろ手に入るかな。
  • 2025年11月16日
    牡羊座(すみれ書房版)
  • 2025年11月14日
    フォルモサ南方奇譚
    図書館で順番待ちしてようやく回ってきた~! 南台湾の伝承や文学を縦横に織り込んだエッセイ。 著者は『日本で語られる台湾とは、台北を中心にグローバルな活動を見せるエリートの視点から見た台湾であり、南部とくに台南以南の地方はしばしば魔術的な土地柄と見なされてきた。』という。著者はこの地域に深く入り込んだ「縦の旅行」をくりかえすことで、そこに生きる人々が語る物語に耳を傾けた。 正直内容をよく知らないまま予約して読み始めたのだけど、台湾に何度も訪れて書籍も読んではいるものの、南台湾について知らないことが多すぎるな、と改めて思った。 多民族、大国(中国に限らず、オランダも)からの支配、日本の植民地、そして土着の文化。コミュニケーションの行き違いで惨殺された人々や、現地の人たちと共にあった人。 たくさんの文献を読んでまとめて下さったんだなと、頭が下がる。
  • 2025年11月14日
    そして誰もゆとらなくなった
    鈴木保奈美さんの読者番組で朝井リョウさんが出演されててつい。 実は初井リョウさんかも。桐島部活やめるってよは映画しか見てないかも。そんなイメージで借りてきたら、全然違って笑いっぱなしのエッセイだった🤭しょっぱなからお腹弱い系の話で、旅行の話かと思いきやうん○話だったりと、えー、いいの?ここまでさらして?と思いつついい年してうん○の話を電車の中で読んじゃう自分もどうなのよ、とやや呆れつつ。朝井さんはサービス精神に溢れて友達も多いんだなあと、今まで勝手に作り上げていた浅井さん像が崩れて良かった!小説も読まねば!
  • 2025年11月12日
    プラハの古本屋 (中公文庫)
    帯に「本とビールと友情と」。そしてちょいノスタルジーを感じる表紙につられて本屋さんで購入。 読み始めたら、あら?これいつの時代の話?と改めて本書について調べたら、なんと1987年初版。 そしてスラブ文学者の沼野 充義先生が書評を書いてらっしゃる!!もうそれだけで面白そう。 著者はスラブ語の専門言語学者、本書は著者の姿が鮮やかに浮かび上がってくるエッセイ集。 なんていうのかな、味のある文書で惹きつけられちゃうんですよね、読んでて。 キエフとプラハの夜行列車での移動、まだジョージアがグルジアだった時代、携帯電話も電子書籍もインターネットもなかった時代。 著者の本に対する深い愛情(ビールに対しても!)をはじめ、空想の旅にいざなわれます。 著者の恩師の書かれた、「ブダペストの古本屋」も気になりました。
  • 2025年11月11日
    大使とその妻 下
    大使夫妻は、なぜ軽井沢から姿を消したのか。 上巻読み終わって、タイミング良くすぐ別の図書館から順番回ってきたので一気読み。 ネタばれ含みますので、もし読もうと思っている方ご留意下され。 上巻をケヴィン編とすると、下巻は貴子(+篠田氏+北條夫人)編という感じ。 上巻の最後で貴子は日系ブラジル移民の2世であると明かす。日本の高貴な旧家育ちに見えるのに、意外な結末で終わり、下巻はその謎解き。 貴子自身の生い立ち、貴子の父の生い立ち(父は日本生まれで、両親の早逝に伴い叔父に連れられブラジルへ)、養父母となる山根夫妻。そして山根夫妻に引き取られてからの北條夫人との出会い、結びつき、篠田氏との出会いまで。 美しく聡明な貴子が貧しい生活から花開いていく様はまるで大河ドラマのよう。 日系ブラジル人であるがゆえに「ちゃんとした日本人」になることを望まれ、教育された貴子。でも「ちゃんとした日本人」とは。みんなの帰りかった日本とは。 上巻の最後も予想外の展開で驚きだったけれど、下巻も最後に畳みかけるような展開で読み終わってしばし呆然。 余韻の残っているうちに記録。
  • 2025年11月7日
    五つのぼうけん物語 新装版―グルジアの民話
    五つのぼうけん物語 新装版―グルジアの民話
    図書館で出会う、昭和の素敵外国絵本シリーズ 裏表紙見たら「ソビエト絵本傑作シリーズ」!! 時代を感じちゃうよねえ。1977年に出版された本を、普通に陳列してくれてありがとう!図書館様 初っ端からグルジアの友情物語で始まり、当地の人々の好みってこんな感じなのかしら、とワクワク。 中の子供向けのお話もいいんだけど、巻末の保護者向けなのか、急に写真付き小さな文字でグルジア・ソビエト社会主義共和国のご紹介があって、そこがまた昭和の時代の解説で良い。脳内で勝手にNHKシルクロードのナレーションの声で読み上げ。さりげなくグルジアの詩人、ルスタベリに触れたりと、読んだ人が気になってしまう構成。もっと知りたくなる良い絵本でした。
    五つのぼうけん物語 新装版―グルジアの民話
  • 2025年11月7日
    台湾ノスタルジア 百年老街めぐり
    行った事のある場所、知らなかった場所、行きたいのにまだ行けてない場所がたくさん紹介されていて眼福眼福。 自分へのメモ、行ってみたいところ。 大溪老街 新莊老街 頭城老街 苗栗老街 北埔老街 頭城は駅も気になっているしで、ソワソワする。 表紙は菁桐老街
  • 2025年11月7日
    菜根譚 エッセンシャル版
    菜根譚との出会いは、学生の頃。中国語を勉強し始めた頃にNHKのテレビ中国語講座のエンディングに、中国の古典の名言を紹介してい、そこで出会ってしまった。「 心和気平者、百福自集 」心が和やかで、気が平らかな人のもとには、百の福が自然と集まってくる。 響きもきれいで、論語よりもとっつきやすいかもと好きになってしまった。 実際購入して読んでみると、難しくて手放したり、また購入したりを繰り返しているけど、その時その時気になる言葉が変わっているのが面白いなぁ。 このエッセンシャル本に、私のお気に入りの言葉は入っていなかったようだけど、いくつか今の自分に必要な言葉をメモ。 *ときには俗世間から離れて、心を洗い流す(後集114) *自分の心を観察する(前集87)  静かな環境の中で、何の邪念もなく冷静に考えをめぐらすことができれば、心の本当の姿が見える。 *他人の才能をねたまない(前集120) *人を責めない(前集105) 1:他人の小さな過失をとがめないこと 2:他人の隠しておきたい私事を暴かないこと 3:他人の過去の悪事をいつまでも覚えていないこと *現実は幻だと知る(前集103)  今生きている現実が仮の世界だと知ること。  人が求める名誉や功績、財産はもちろん、自分の肉体さえも幻のものだと自覚すること。そうすれば目の前の儲け話や功名にあくせくすることなく、心穏やかに暮らしていける。 *やめるべきことはすぐやめる(後集15、後段) *酒は潔く切り上げる(後集104)  酒宴が大いに盛り上がり、宴たけなわになったころ、さりげなく席を立ち却っていく人がいるが、その姿はまるで手放しで絶壁の上を歩いているような潔さがあって粋である。 *自然の美しさに目を向ける(後集122)  この世は汚れてもいないし、苦しいことばかりが起きるわけではない。そうさせているのは、自分自身の心である。
  • 2025年11月6日
    大使とその妻 上
    初水村さん。 軽井沢の山荘で一人暮らすアメリカ人ケヴィンと、古風でゆかしい物腰の元大夫人貴子との出会い。 物語は美しい日本語で綴られ、ケヴィンは密かに貴子たちの屋敷を「蓬生(よもぎう)の宿」と呼んでいる。ケヴィンを含めた登場人物の使う日本語が美しくて、「失われた日本」の美への思いが伝わる。 上巻の最後の数ページで物語が大きく動き、早く下巻が読みたい!
  • 2025年11月6日
    兵馬俑のひみつ
    兵馬俑のひみつ
    大好きな児童書シリーズから。 何年かぶりに、また兵馬俑が気になってしょうがない。 歴史の教科書で見たときは、ただの“土の人形”だと思っていた兵馬俑。 でも、実はひとつひとつが彩色されていた——それも鮮やかな多色だったと知った時の衝撃。 始皇帝はどんな思いで、この壮大な陵墓を築かせたのだろう。 広大な国を異民族も含めて統一し、50歳を前に亡くなった彼の人生を想うと、 兵馬俑たちの静かな行進が、少し違って見えてくる。
  • 2025年11月4日
    ペルシャの神話
    ペルシャの神話
    先日イランのイベントに参加した際に、見かけた本。 今更だけど岡田恵美子さんの翻訳、編集だったんだ! 天地創造神話から、『王書』に登場する霊鳥スィームルグや英雄ロスタムの伝説まで。 はじめに イラン人の心を読む、の部分でまたも私たちには馴染みの薄いイランの歴史、文化の背景を説明して下さりありがたい・・。 ジャムの酒杯、そして正倉院に収められているという羊の模様の屏風。また夢と世界の広がる一冊でした。
  • 2025年11月1日
    午後のおいしい薬膳日記(1)
  • 2025年10月30日
    君はなぜ学ばないのか?
    最近やる気起きない、何も勉強したくないよとぐだぐだしていた自分にかつを入れるために買ってみた本。 学び続ける事が幸せなんだ。 そしてすべてをそのままに保ちたければ、全てを変えなければならない。確かに...現状維持は衰退って言われるもんね。。 のほほんと平和ボケしていますが、救われるのは健康長寿には、何よりメンタルが大事! と、あまりまとまらない読書記録。
  • 2025年10月30日
    読むだけで心と体が元気になっちゃう漢方養生の本
    季節の変わり目になると、本屋さんでついつい養生系の本が目に入ってしまう今日この頃。 香港出身のYouTuberさんとあるけど、最初のほうに紹介されているスープ、 確かに香港人のお姉さんがよく作ってくれて、体のために飲みなさいとすすめてくれたことをほっこり思い出しました。 東洋医学の考え方、とても好きでできる限り取り入れたいと思っています。 「湿は万病の元」そうそう、分かっちゃいるのについついやってしまうタブーを反省しつつ。 自分を追い詰めすぎないこと 過而不改是謂過矣。 執着しないで、身軽に生きる 夫以利合者、迫窮禍患害相棄也。 以天屬者、迫窮禍患害相收也。 著者の中国古典意訳、時に中国の古典も親しみたい。
  • 2025年10月28日
    ルポ 秀和幡ヶ谷レジデンス
    長いこと気になってたけど、積読たくさんあるしで後回しにしていた本。 急に読むぞ!と思い立って購入して一気読み。 自分の住んでいるマンションは、理事は輪番制だけどやりたくないよー、って方が多数で押し付け合いになりがち。そんなマンション管理組合を私物化して理事長ずっとやるってどういうカラクリ?と。謎ルールの数々。購入した人、賃貸で入居した人、よくこんな縛り多いところに住んだなあ...とある意味感心。何気にタイトル以外に出てくるもう一つのマンションが個人的にびっくりで、そんな驚きもあって一気読みでした。 いやー、無関心ってのがよくないと思いつつ、それでも修繕積立金とかちゃんと貯まってるなら、まぁ、結果はハッピーなのかも。事者たちはまだモヤモヤ残るようですが。そりやそうか。
  • 2025年10月26日
    死なないと、帰れない島
    太平洋戦争屈指の激戦地となった硫黄島、その硫黄島での遺骨収集活動を描いたルポルタージュ。 正直沖縄戦については自分でも調べたりしていたけれど、硫黄島については映画も見ていないし知識ゼロだった。そして戦後80年たった今でも、当時の住民の帰島が許されていないことも、この本を手にするまで知らなかった。 当時の貴重な写真もふんだんに掲載され、そしてそこに写っている少年たち、16歳という年齢で一律に線を引かれ、島に残り玉砕せざるを得なかった子供たち。どんな思いだったのか、島を出るときに見送られた側の表現を読むたびに、心が揺さぶられる。16歳なんて、まだほんの子供じゃないか。。 戦争に負けるという事、そして父島、母島は帰島が進むのになぜ硫黄島だけ帰れないのか、よく調べられていて読みやすかった。戦後80年の節目に読めて良かった。
  • 2025年10月26日
    ネット右翼になった父
    知的好奇心が強く、母の仕事にも理解を示していた父が晩年「ネット右翼」になっていた。そして父と和解、理解する前に父は他界してしまう。 父はいつから、なぜ、ネット右翼になってしまったのか?  父は本当にネット右翼だったのか? そもそもネトウヨの定義とは何か? 保守とは何か? 著者自体は社会的弱者、シングルマザーはLGBTQを取材し書籍も多数出版、その著者の書籍も自宅に置いているのに、なぜ自己責任論を振りかざしたりシングルマザーを父は卑下するのか? ネタバレになってしまうけど、父の言論を家族とともに丹念に読み解いていくと、父を「ネット右翼」にしたのは自分自身だった。 叔父さんの言葉、「難しい文章がどんどん読みにくくなる。新しい考えがなかなか頭に入ってこなくなる。世の中はどんどん変わっていく。老いるということは、新しい情報を得て理解して取り入れる機能そのものが低下すること。それが70代なんだ。」「世代と年代は分けて考えてほしい」 読み進めていく中で思い起こしてすごく刺さった。 子どもや孫とワイワイできる母と、そこに加われない父親。 昭和をがむしゃらに働いてきた男性たちによくありそうな光景が目に浮かぶ。自分以外の他者について、想像力を鍛えること、そして老いていく年代と、世代は分けて考えること。 著者も著者のお父さんも、自分より少し上の世代でいろいろ考えさせられた本でした。
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