
読書日和
@miou-books
- 2026年5月23日
- 2026年5月23日
【楽天ブックス限定デジタル特典】TRANSIT 66号 台湾の秘密を探しに。ユーフォリアファクトリー読み終わった - 2026年5月22日
刑務所で当事者研究をやってみた向谷地生良,村上靖彦借りてきた読み終わった「シャバより刑務所のほうがマシ」と彼らは言った。 刑務所職員から 「最も関わりが難しい」と言われた累犯障害者Aさんと行った、当事者研究の記録。 理由も、トラウマも聞かない。反省も迫らない。 では何をするのか。ひたすら「教えてもらう」。話してもらう。その姿勢で関わり続ける。 本の中で印象的だったのは、累犯障害者の多くは、 「つながり」を求めてもがく中で、時に犯罪という手段に向かってしまった可能性がある、という話。 管理され、最低限の人間関係がある刑務所が、ある意味で「つながりの場」になっているのかもしれない、と感じた。 そしてAさん自身が、少しずつ自分の問題に向き合っていく姿も印象的だった。 特に響いたのは、「支援者だけに囲まれて生きるのは不自然。 もっと普通の縁やつながりをどう埋めるか」という部分。 出所者への風当たりの強さは耳にするし、もし「出所者です」と言われたら、自分も怯んでしまうかもしれない。 でも、その感覚も含めて、もっと自分事として考えられるようになりたいと思った。 まだ理解しきれていない部分がたくさんある。 - 2026年5月22日
おもしろ雑学 世界地図のすごい読み方ライフサイエンス借りてきた読み終わったこの手の話、大好き。 付箋だらけになりながら読み、あとで帝国書院の『新詳高等地図』を広げて 「ほほーーー」となる。二度楽しい。 地図は結構見ている方だと思っていたけど、世界はまだまだ知らないことだらけ。 特に驚いたのが、「ギリシャ」という国名は日本でしかほぼ通じない、という話。 正式名称は「エリニキ・ディモクラティア」。 現地では「エラス」「ヘラス」などと呼ばれていて、英語では“Greece”。 じゃあなぜ日本では「ギリシャ」なのか? どうやらポルトガル語由来らしい。(宣教師がグレースィア、と言っているのが訛った説) 気になって地図を見たら、ちゃんと “HELLENIC REPUBLIC” と書いてあった。 おお……! さらに、ギリシャとマケドニアの国名問題の話も興味深かった。 由来や歴史を知ると、見え方が全然違う。 もともと行ってみたかった地域だけど、ますます興味が湧いた。 最後の地球温暖化の話では、海面上昇で消えてしまう島国の話に胸が詰まる。 以前テレビで、移住を余儀なくされる人々を見たことを思い出した。 こんなに美しい場所が、本当に地図から消えてしまうのかもしれない。 人間の努力で、少しでも食い止めることはできるんだろうか。 自分にできること、そして本当にやりたいことに、ためらわず向き合いたいと思った。 - 2026年5月20日
最後の講義 完全版 漫画家・文筆家・画家 ヤマザキマリヤマザキマリ,ヤマザキ・マリ,テレビマンユニオン,NHK読み終わったヤマザキマリさんの語りが好きで、著書も何冊も読んでいる。 だから既に知っている話も多かったのだけれど、それでも強く惹かれて一気読み。 表現は「自由であること」が必須。 「自由であること」とは解放とは別の意味。 自由には憧れる。でも同時に、責任や代償を伴うものでもある。 自由な子供だったヤマザキマリさん自身、孤独や疎外感という代償を払ってきたという。 ミッションスクール時代、ドレッドヘアを叱られたことをきっかけにスキンヘッドにし、それが17歳でのイタリア留学につながっていく話は、尖っていて痺れた。 「怖がらず、諦めず、人として出し惜しみせず生きる」、という言葉が深く残った。 - 2026年5月20日
背表紙の学校奈倉有里読み終わった大好きな奈倉有里さんのエッセイ。 山登りへ向かう電車の中で読んでいた。 ロシアの詩と、それにまつわるエッセイが続く。 読んでいると、奈倉さんが本当にロシア語とロシアの詩を愛していることが伝わってきて、こちらまで優しい気持ちになる。 詩は、背景を知ることで見える景色も感じ方も変わるんだなぁ、としみじみ。 ロシア留学時代の話も、どこかで読んだことがある気がするのに、また違った目で読める不思議さがあった。 読み終えても、まだ余韻の中。 「年老いた先生の繰り返す日々」の詩が気に入って、手帳に書き写した。 - 2026年5月17日
中国語は楽しい新井一二三読み終わった仕事で中国語はチャットやメールは使うんだけど、 最近よく見かける「台湾華語」って何? MandarinとChineseって実際どう使い分けるんだっけ? ……そんな日頃のモヤモヤが、この本を見かけた瞬間に一気に頭を駆け巡った。 そう、中国語が話せると、ざっくり10億人と会話できる(はず)。 旅先でも意外と助けられることが多くて、ベトナムやマレーシアで華僑の方と話せたり、ロシアでは屋台の中国人に通訳してもらったことも。 響きもきれいだし、やっぱりできるに越したことはない。 最近は「仕事以外で漢字読みたくない……」と学習意欲が落ち気味だったけれど、これは楽しく読めた。 長く中国語に触れてきたつもりでも、初めて知ることが多かったのでメモ。 ・中国語は「主語が先」ではなく、文頭にあるものを主語と呼ぶ (今さらだけど、そっか!) ・「ちんぷんかんぷん」は 听不懂看不懂が由来という説も ・Mandarinはもともとサンスクリット語由来で「役人」の意味 著者が触れていた、 老舎の北京を舞台にした小説も気になる。 ……読むのは楽しそうだけど、聴くのは大変そう - 2026年5月17日
読み終わった図書館で偶然目に留まった一冊。 「ああ、この本、10年くらい前に流行ったなぁ」と思いながら手に取る。 当時の自分には、眩しすぎて読めなかった本。 たくさんの人に読まれたらしい、少しくたびれた図書館の本だったからこそ、今なら気負わず読めた気がする。「ニューヨークの女性像」を押し付けられる感じには、少し反発もありつつ。 今だから響く言葉もたくさんあった。今回は、自分のための言葉メモ。 「夢のない人が他人の夢を笑うのよね」 「なりたかった自分になるのに、遅すぎるということはない It's never too late to be who you might have been」 -英国作家 ジョージ・エリオット 小さな夢を書き出す習慣が、たくさんの夢をかなえる 「生きる上で最も偉大な栄光は、決して転ばないことにあるのではない。転ぶたびに起き上がり続けることにある」 -ネルソン・マンデラ 豊かな人生のキーワード Life well,Laugh often,Love much. 健やかに生き、よく笑い、たくさん愛そう もしあなたが他人との比較競争に巻き込まれているとしたら、それは他人の意見や視線に重きを置いているからです。 基準は常に、「自分がどう感じるか」 - 2026年5月9日
オマルの日記オマル・ハマド,最所篤子読み終わったガザに住み、文学と詩を愛するパレスチナ人青年が 毎日Xに投稿しつづけた、ありのままのガザ。 読みやすい文章なんだけど、彼の言葉があまりにも刺さる。 彼の日常、そして安全な場所から眺めている私。 一言一言かみしめて、きちんと気持ちをガザに向けて読まないとだめだと思って、ゆっくり読んだ。 彼は何度も移動を強いられ、止むことのない爆撃と過酷な天候、飢餓と病気に苛まれてきる。爆撃でちぎれた誰かの手が顔に張りつく感触、原形を留めない遺体の肉塊が詰まった袋の重さ、目の前で胸を撃たれた義姉の死。最後化も知れな友人との電話。偶然近くにいた人から聞いた、凄惨な拷問と殺戮の話。 人間なのに、なんでこんなひどい行為ができるんだろう。 大手のメディアでは決して報じられない残虐な行為。 なんと感想を残していいかわからない。忘れてはいけないと思った日記をメモします。 ====== 8/22 もしあなたが僕の立場なら、あなたは死を拒みますか? カウチに座って「無事でいてね、がんばって生き延びて、気を付けて」なんて言ってこないでくれ。そう言った後は、どうせ本のページをめくったり、面白い映画をみたりするんだろう。僕たちはコンテンツじゃない。 僕たちは魂だ。毎日、奪われている魂なんだ。 10/10 僕が一番恐れているのは、家族が死んでしまって、たった一人で生き残ることだ。 10/22 兄が、眠る前に訊いてきた。「俺たち、生き残れるかな?」 僕はしばらく黙ってから答えた。「無理だろうね」 12/25 少女たちのつくった歌の一節 昔は夢見ていたの、ガザに港と空港ができることを そして世界を旅して、電車に乗ることを 私の夢は、他のみんなと同じように幸せに、そして自由に生きること ビダル・ダッブールさんの言葉 「もし私が死んだら、どうか忘れないでくれ。私が、私たちが、それぞれの人生を生きる人間であったことを。私たちには名前が、夢が、努力を実らせた瞬間があったことを。そして私たちの過ちは、私たちに押された劣等民族という烙印のみであったことを」 - 2026年5月9日
テムズとともにーー英国の二年間徳仁親王読み終わった旅先の移動中に読んでいた一冊。 1983年から約2年間の、天皇陛下(当時は徳仁親王)のオックスフォード留学記。 研究生活だけでなく、音楽、ご学友との交流、登山やテニス、英国内外への旅。 「皇族として」ではなく、ひとりの“Hiro”として過ごされた時間が描かれている。 今しかできない経験だとわかっていて、パブやテニス、人生最初で最後かもしれないディスコまで楽しまれる姿が微笑ましい。 文章はとても瑞々しく、陛下を通してオックスフォードや、イギリス上流社会の空気を少し覗き見しているようだった。 鋭い感性、温かい人柄、真摯な生き方と、たゆまぬ努力。 ご家族や弟妹の訪英を喜ばれる文章にも、お人柄がにじみ出ている。 いつか陛下がまたのんびりテムズ沿いを散策できる時間が持てますように、と心から願った。 「私も今、この時、を大切に生きよう」という気持ちになれる本だった。 - 2026年4月30日
カフェーの帰り道嶋津輝読み終わった - 2026年4月30日
満天のゴール藤岡陽子読み終わったあの本、読みました?で紹介されていて手に取った一冊。 看護師資格を持ちながら一度も働いたことのない主人公が、夫の裏切りをきっかけに、10歳の息子を連れて実家へ戻る。 過疎化の進む町で看護師として働きながら、高齢の患者たちの「死の迎え方」と向き合い、自分自身を立て直していく物語。 なんだけど、最初は正直かなりイライラ。幼すぎない?しがみつきすぎじゃない?相手のあんまりな言い草に右往左往する主人公が焦ったい。でも気づけば、続きが気になって夢中に。 しっかりしすぎている息子の言葉、早く大人にならざるを得なかった時間、そして回収されていく伏線。 読み終えて思ったのは、死に方は、そのまま生き方なんだということ。 最初の印象と、読後の余韻がまったく違う一冊。 - 2026年4月29日
銀河ホテルの居候 満天の星を見あげてほしおさなえ読み終わったすっかりこのシリーズの大ファンになってしまい、本作も読みました。 今回のテーマ 失くしたはずの夢の欠片を再び手にした夜 二十歳になる息子を思う昼下がり 結婚式当日、期待と不安で胸いっぱいの朝 読みながら、 最近自分の中にあった 「何も残せていない」という焦りが、少しやわらぐ。 何も残せていないと思っているのは自分だけで、 実は誰かに何かが伝わっていたり、 意図せず何かが受け継がれていたりするのかもしれない。 そんなふうに思えて、少し励まされた。 いつも出てくる、ホテルを開いた人の言葉が 今回は出てこなかったのが少し寂しいけれど、 やっぱりこのシリーズ、好きだなと思う。 - 2026年4月29日
読み終わった人生に疲れているときは水木大先生の言葉に助けてもらう! 子どもの頃から水木ファンで、 やっぱり今回もすごくしっくりくる。 水木先生の「カミサマ観」は、アニミズムに近い感覚らしいけど、これが本当に共感できる。 田舎のあの薄暗さとか、長く使われた家財道具とか、夜になると何か出そうな、あの感じ。見えないけど、何かいる気がする。 ラバウルでトペトロからもらったポコポコの話にも、じんわり。 そして「水木霊学」。 霊というものは、太古から地球上にまんべんなく存在しており、いろいろに見えるし、いろいろな見方がある。 世界中の人々が「目に見えないけどいる」存在を「形」にしている。 目に見えないが感じるものを「形」にして捕まえて満足するという性質を人間はみな持っているのだ。 なんだか腹落ちして、今回もふせんだらけで読みました。また読もう。 - 2026年4月26日
本なら売るほど 3児島青読み終わった - 2026年4月24日
音のない理髪店一色さゆり読み終わったあの本、読みました?で紹介されていて手に取った一冊。 最近涙もろくなっていて、これも読みながら一人ボロボロ。続きが気になって寝不足。 作家デビューしたものの二作目の書けない五森つばめが、自分が生まれる前に亡くなった祖父・正一の半生を描く物語。 大正時代に生まれ、幼少期にろう者となった正一。日本で最初に創設された聾学校の理髪科に進み、自立を目指して学び続ける。17歳で卒業し、数々の困難を乗り越えて徳島で理髪店を開業。 当時の障害者差別は想像以上に厳しく、嫌がらせを受けることもある中で、 なぜそんな強さを持ち続けられたのか—孫がその人生を辿っていく。 正直、知らなかったことばかりだった。つい最近まで、こんなにも厳しい制度や差別があったこと。 「聞こえない」ことへの理解も、自分が思っていたよりずっと浅かったと気づかされる。 言葉を自然に身につけられることが、どれだけ恵まれていることなのか。 考えさせられることも多いけれど、それ以上に胸を打たれる一冊。 おすすめです。 - 2026年4月23日
中国TikTok民俗学大谷亨読み終わった前作『中国の死神』をPodcast「ゆる民俗学ラジオ」で知って、すっかり大谷先生のファンに。 (台南で無常さんを見かけたとき、思わず追いかけたくらい) 書店で見かけて、買うか借りるかでしばらく葛藤。結局、借りてきた。 ちょうど同じタイミングで「ゆる民俗学ラジオ」に大谷先生がゲスト出演していて、本とあわせて二度楽しめた♪ この本気になるけど、でも買うのは・・という方は、まずゆる民俗学ラジオのYouTube動画を見てから判断してもよいかも、きっと買う。 スマホとTikTokを入口に、中国の「ちょっと怪しい神様」たちを追いかける本。 あーー、私もこの現場のどこか行ってみたい。 先生の研究の本筋は“淫祠邪教”とのことで、この先の話も気になりすぎる。 とにかく面白い。 ……いや、人を選ぶかも? - 2026年4月22日
- 2026年4月22日
ジョージア旅暮らし20景ERIKO読み終わった - 2026年4月22日
読み込み中...
