ショーペンハウアーとともに

2件の記録
- ぴよ@piyo22025年3月28日かつて読んだ「「石が何らかの衝撃を与えられて空中を飛ぶとき、石に意識があれば、自分の意志で飛んでいると考えるだろう」と。私なら、「そのとき石は正しい」と付け加えよう。」 ここのフレーズは最高に高度な洒落だなって笑っちゃった、あまりにも駄洒落ちっく。 「すべては虚しく、空しく、風を追うようなことだ」 「たとえ、人間の運命を弄んで楽しむ神々の存在はもはや信じられないにしても、私たちは<運命>をあいかわらず信じている」 「したがって、各人の一生の特徴は、外界からのさまざまな変化にもかかわらず、平均的にはほぼ変わらず、いわば同一主題をめぐる一連の変奏曲のようなものだ」 「運命は残酷で、人間は悲惨だ」 「人が自分の人生で憶えていることは、過去に読んだ小説よりほんの少し多い」 あたりの言葉がめちゃくちゃ好きだった。 ショーペンハウアーは根暗に優しい。ありがとう。