聴きなれた曲だけを聴いていたい夜がある: 田中章義詩集

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- もん@_mom_n2025年5月25日読み終わった心に残る一節@ 図書館図書館で見つけて、タイトルに惹かれて手に取った。自分が生まれる前に出版された詩集。 自分が生まれる前に書かれた言葉を読むことができるって奇跡みたいだなあとしみじみ。 本を読みたいけれど頭に入ってこないという時にも詩集は寄り添ってくれる。 p.32 過ぎ去った日々を なつかしむことだけが、 思い出を大切にする作業じゃない。 (『第二章のはじまり』より) p.51 ”フォーエバー“という言葉を口にするとき、 人はいつも透明のバスに乗っている。 (『フォーエバー』より) p.115 恋愛の場合、 いちたすいちはニじゃなくて いちたすいちは、すごいいち。 (『日焼けするスピード』より)