車椅子探偵の幸運な日々

2件の記録
- エマ子@emma-05082025年6月25日読み終わった車椅子探偵=リンカーンライムみたいな凄腕?と勝手に思ってたら違った。 主人公ダニエルは幼い頃から難病を患い、日々の生活は介護なしでは成り立たず、会話もタブレットがないとできない。ちょっとしたことで死にかけることもしばしば。 ただ彼の内面はごく普通の26歳で、ユーモアに溢れているし達観している一面もある。 これは探偵ものか?と言われると違う気がするんだけど、面白く読めた。 終盤、ダニエルが「生きたい」と本音をさらけ出すのに涙が止まらなくなってしまった。彼が自分を幸運だと思う理由がまあ切ない。