現地発 韓国映画・ドラマのなぜ?

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- いずみがわ@IzuMigawa_itsu2025年8月17日読み終わった斎藤真理子さんの『韓国文学の中心にあるもの』と併せて読めば、見たい読みたい作品が増え、解像度もぐんと上がるだろう。 『韓国文学の中心にあるもの』が年代を遡って作品を紹介する形式だったのに対し、本書は食事・家族・フェミニズム・格差・民主化運動というテーマが章別に分かれている構成。第五章の「激動の韓国現代史」がやはり読み応えがあっておもしろかった。 今日本も直面する課題、例えば少子化に「経断女」「若者の就職難」「教育費の上昇」など韓国の映画ドラマで描かれる視点を持って向き合えれば、某県のような頓珍漢なパンフレットなど制作できないと思うのだけど…。未だにブームだから、女性がハマるもの、という目で韓国の文化を見ているひとほど触れてほしいんだけどな! そして日本のドラマや映画も、韓国のヒット作のリメイクではなく、独自の批判目線をもってオリジナルを制作してほしい。切に。