独裁と民主政治の社会的起源 (下)

独裁と民主政治の社会的起源 (下)
独裁と民主政治の社会的起源 (下)
バリントン・ムーア
岩波書店
2019年7月18日
1件の記録
  • 下巻読了。「古典らしからぬ古典」とは解説にあることばだけど、いわゆる古典すら満足に読んでいるとは言えないので、本作に出会えたのは逆によかった。学術系の文庫本、ホント助かる。 いまにも通じる、というか、ひと昔からそうだったのか、と思えること多数。人間は成長する生き物なのか、学習しない生き物なのか。悲観的にもなりそう。カトー主義とか。 ちょうど読みはじめたダントの『物語としての歴史』で、歴史家と歴史哲学者の話が出てくるが、本書もまた歴史家の紡ぐ物語を、俯瞰的批判的に精読する必要はありそう。自分のアタマでは難しそうですが⋯。
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