

七瀬由惟/Yui Nanase/あーしぇ
@ashe_dalmasca
本のメモです。
青空⬇️は近況とか。
- 2025年7月4日エルサレムの20世紀マーティン・ギルバート,白須英子読み始めた
- 2025年7月3日物語としての歴史アーサー・C・ダント,河本英夫読み終わったひと月かかって読了。 歴史ノンフィクションはよく読むくせに、物語論的な視座を持ち得ていなかった己の不明を恥じる。 海外作品の場合、翻訳工程を挟むので、訳者の文体や思想まで加味しないといけない。 一文一文、その論理的な構造を考え尽くすとまったく先に進まなくなるので、どうしたものか⋯。でも、この視点はつねに持ち続けたい気がする。 自分の編集担当本でお世話になった河本英夫先生の訳で、本書を、しかも文庫で、読めたのは幸せでした。
- 2025年6月25日
- 2025年6月13日ラテン語の世界史村上寛買った
- 2025年6月13日美学講義谷川渥買った
- 2025年6月13日電脳の歌スタニスワフ・レム,沼野充義,芝田文乃買った
- 2025年6月13日割れたグラス (アフリカ文学の愉楽 1回配本)アラン・マバンク,桑田光平買った
- 2025年6月13日まどろみバーメイド 17早川パオ買った@ COMIC ZIN 秋葉原店
- 2025年6月7日物語としての歴史アーサー・C・ダント,河本英夫読み始めた
- 2025年6月6日独裁と民主政治の社会的起源 (下)バリントン・ムーア読み終わった下巻読了。「古典らしからぬ古典」とは解説にあることばだけど、いわゆる古典すら満足に読んでいるとは言えないので、本作に出会えたのは逆によかった。学術系の文庫本、ホント助かる。 いまにも通じる、というか、ひと昔からそうだったのか、と思えること多数。人間は成長する生き物なのか、学習しない生き物なのか。悲観的にもなりそう。カトー主義とか。 ちょうど読みはじめたダントの『物語としての歴史』で、歴史家と歴史哲学者の話が出てくるが、本書もまた歴史家の紡ぐ物語を、俯瞰的批判的に精読する必要はありそう。自分のアタマでは難しそうですが⋯。
- 2025年5月24日虚史のリズム奥泉光読み終わった紙の本で、kindleフリーズした続きの残り4%、つまり最後の章を、数か月ごしに読み終わりました。これにて一巻の終わり。 鼠たちの視点や、並行世界の記憶など、幻想味の強い作品で、たっぷりとこの世界に浸ることができました。 なんともC調なキャラ石目探偵、かなり好きかもしれない。次の依頼もあるようですが、彼の活躍(笑)をまた読めるのかしら?
- 2025年5月20日独裁と民主政治の社会的起源(上)バリントン・ムーア読み終わった上巻読了。すぐに読むはずでしたが、積ん読タワーからようやく着手。 英仏の革命とアメリカの南北戦争を比較するやり方に、なるほどと、一瞬思いつつも、本作は60年前の著作なので、いまの歴史家たちはどう考えているのか、知りたいかも。 アジアについては上巻に中国、下巻に日本とわかれているので、下巻でまとめて。
- 2025年5月18日『改造』論文集成 革新の現象学と倫理学エトムント・フッサール,八重樫徹,吉川孝,植村玄輝,鈴木崇志買った
- 2025年5月18日神々の構造 印欧語族三区分イデオロギージョルジュ・デュメジル,松村一男買った
- 2025年5月18日倫理学講義(第二巻)山田晶買った
- 2025年5月18日スピノザ加藤節買った
- 2025年5月18日虚史のリズム奥泉光借りてきたkindleでルビのdadadadaフリーズのため96%から先が読めなくなったので、図書館で紙の本を数か月前に予約して23人待ちをくぐり抜け、ようやくきょう、手元に。残り4%を紙の本で読みます。
- 2025年5月18日
- 2025年5月18日白猫、黒犬ケリー・リンク,金子ゆき子読み始めた
- 2025年5月13日すべての原付の光天沢時生読み終わったなにかをキメたかのようなビートとライムに溢れる作品集。 表題作、赤ん坊が田畑の中から大量にハイハイしてくる様はインパクトありすぎて、怖い。 収録作はどれもいわば都市(田舎?)ものと言えるのかな。個人的に好きなのは「竜頭」が描く、井戸の底の世界。
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